小説や映画になった「舟を編む」じゃないけれど
試験前だというのに、私は今、藁を編んでます。
そう、藁。
アルプスの少女ハイジがお布団にしていた藁。
イベント用の敷物なんですが、使ったら即ゴミ箱行きの運命。
――処分前提の労働。
バカバカしい
せっかくやるなら私のために
「どう置けば最小限の動きでまとめられるのか」
「どの手の位置だと早く終わるか」
どうすれば効率よく手が動くのか考えてみる。
ここに来て、まぶし型の棚なんて発案した過去の私に言いたい。
「あなたの提案は、未来の私の睡眠を削ります。ウマシカね!」
しかも協会の方はこう言ってくるのです。
「悪いわね〜、協会にはお金がなくて。」
(※ちなみに“お金のない協会”の理事の皆さんは、自腹をきらずに、スマートに見守るだけというスタンス。)
私がアイデア出したら、負担も私の方へ。
しかも、まるでお気に入りの馬車馬のように働かせてくれてありがとう〜
(なんならその馬車馬は、自腹も切る。)
「ちょろいわねぇ」と思われている気もしますが・・・
でも、地方から飛行機でわざわざイベントに来てくれる人がいます。
「足が出た分=飛行機チケット代」と思えば、まだ救われる気がします。
イベントが終わったら・・・もう、関わりたくない団体になってきてます。
でも、とにかく今は前進あるのみ。約束した事は、終わらせる。
という事で 藁を編む