昨日 フラメンコの自主練が終わって 一旦自宅に帰るときの話
車いすを押しているおばあさんがいたの。
座っているのは、おじいさん。
おばあさんも70歳代になるかならないかのお年頃だと思うわ。
横断歩道を渡っていたけどそこは、都内でも有名な距離の長い横断歩道。
しかもやや 上り坂・・・・
多分 いつもは、他の家族がお世話をしているのかしら?
おばあさんが全然車椅子を扱い慣れていないの。
気になって見ていたら 案の定 車椅子は、全然 前に進まない。
とうとう信号が点滅
道路の構造上 中央に中洲のような車が入ってこれない部分があるのだけど
そこにたどりつくのにも まだ三分の一以上横断歩道の距離が残っている。
さすがに見ていられなくて
「お手伝いします」
といったけど
「人に迷惑は、かけられない」とかたくなに拒否された。
拒否したのは、おじいさん
↑
いやいや 君は、断るな
そこは、全然気にしない おせっかいのうすずです。
「信号が赤になりましたから 中央まで行きますね」
と強引に車椅子を押したら
重い
多分 私 女性では、力がある方だけど
とっても重い
どうやら これは、電動車椅子?
普通の車椅子よりも重いのです!
使ったことないから どうすれば電動になるのかもわからない。
車のドライバーさん達 車椅子の横断待ちしているので プチパニック
もしかして このご夫婦も電動にして動かせないのか?
大体 車椅子の充電が切れそうになっているわよ。
↑
プチパニック
これがまた 中央の中洲に上がるときの1センチほどの段差に乗り上げるのが
とっても大変だったの。
普通の車椅子なら 後ろに棒が出ているので そこを足で踏めば
車輪の前方が上がるのだけど
棒が見つからない
↑
結構パニック
慌てながらなんとか車椅子を中洲に押し上げたの
おじいさんは、おばあさんをケチョンケチョンにけなして 怒って
お前がちゃんとできないから 人に迷惑がかかった!
帰る!←君が言うセリフでは、ない
と言って
結局 ご夫婦でUターンして半分渡った 横断歩道を戻っていった。
今度は、下り坂だから 手を貸さなくても 青信号の間に渡り切ったわ。
本当は、新宿まで電車で行こうとしていたようだけど
行かなくて正解だったかもしれないわ。
だって 父の介護の時に思ったけど 本当に車椅子で外出するときは、
念入りにエレベータの位置やら障がい者用のトイレの位置を把握しておかないとにっちもさっちも行かなくなることがあったんですもの
あの時は、駅別 介護用マップが欲しいと本気で思っていたわ・・・・