話の続き‥‥。

前日の4月29日の祭日こと。

西東京の二年生だけの大会だった。

その日は勝ち進み、決勝戦が行われた。

試合展開は投手戦となり、中盤まで0ー0のままだった。

しかも当チームは1安打に押さえられていた。

この試合には、ケガを繰り返し、出場機会が少なく、野球を諦めかけていたヤツが出場していた。

ソイツは“H”という。

今、Hは自分の指導を信じ、言われた事を全て実行するヤツだった。

しかしこの試合、
Hは前2打席を凡退し、自信の無さが表情に出ていた。

たまらず、試合途中だが声を掛けに行った。

そして試合が動いたのは終盤。

ランナーを置いて、Hにチャンスが回ってきた。

自分のアドバイスが効いたかどうかは別として、Hが特大の3塁打を放ち、相手を突き放したのである。

結果、その一撃がチームを優勝に導いたのである。

心配していたご両親も、さぞ安心されたであろう。


‥‥オマエらが高校行くまで、これからも一生懸命教えるよ。