ノルウェーに無事戻って来てから1か月半、帰国(?)後初投稿です。性格が出ますね。
ちなみに8月7日に戻ってきて、確か8日間隔離されました。
来週からプロジェクト週間、通称PBL（Project Based Learning）が始まります。私は離島で海岸のプラスチックごみを掃除するプロジェクトに参加する予定です。楽しみ！！
…と楽しいこともあるのですが、それだけじゃないのが人生でして。
プロジェクト週間の期間で先生が成績をつけるため、ここ2週間くらいずっとその評価材料にするためのテストが毎日のように。。。思い出したくもないくらい怒涛の精神攻撃を喰らいました。😵
良くも悪くも、沢山の「人生で初めて」がありまして。
レッドブルを飲んだり（味は好みではなかった）、
3:30AMまで教室で勉強したり。
…これが良い結果に繋がるといいなあ。再来週くらいに報告ブログを書きたいと思っています。
そしてもう一つの初めてがルームメイトとの喧嘩…ではなくとも多少のいざこざです。
本当はノルウェー帰ってすぐに新しいルームメイト紹介とかしようと思ってたのに、紹介する前に紛争が起きました。かなちい。
何事もなかったかのように楽しく紹介することも考えましたが、UWCって結局楽しいだけじゃない、という側面も伝えるべきであると考えたので今キーボードをカタカタしています。
心境複雑ぅ！！！（必死でテンションを上げようとしています）
※ネガティブでわああーー！っていう感情のこもった表現を含みます。極力言葉選びには気を付け、何度か読み直しましたが、それでも表現が不適切だったら申し訳ありません。※
あらすじの前に、便宜上登場人物を紹介しておきます。こんな形で紹介したくなかった。
私：日本人。2年生。意思はあるがある程度の不便は我慢できるタイプ。あまりたくさん喋る方ではない。
A：中国人。2年生。かなり意思がはっきりしていて主張が強い。めっちゃ喋る。
B：ノルウェー人。1年生。おおらかで優しい。
C：デンマーク人。1年生。ノルウェー人の彼氏がいる。意見ははっきり言う方だがすごく優しい。気候変動と闘っている。
D：ギリシャ人。1年生。静かだけど周りをよく見てる。優しい。笑い上戸。
事の発端は先週、Aが彼女のアドバイザーから「あなたの部屋で紛争が起きているみたいね。あなたのルームメイト一人があなたのことを怖がってるよ」と言われたそう。なんでもそのルームメイト(B、C、Dの誰か)はAに対して少し話しづらいと感じ、彼女のアドバイザーに相談したのだとか。（もしもAがアドバイザーに言われたことが一字一句正しかったとしたら、アドバイザーももう少し言い伝え方したらよかったと思うんですが…）
それを聞いた彼女は、「何で自分自身に直接言わずにアドバイザーに言ったんだろう」と悩み、一人一人に「何か不満だと思ってることある？」と聞いてみたものの、特にないと言われてしまい余計に抱え込んでしまいました。
ということから最近部屋全員とアドバイザーで2時間近くミーティングをし、とりあえずの合意を得ていったんは落ち着きました。まだ100%仲良し！ではないけれど。
じゃあいったい何で揉めたんだよ、というと…
①シャワーを占領しないでほしい
私の部屋はトイレ、シャワー、洗面台がすべて一部屋にまとまっており、それらの間に壁がありません。すなわち、誰かがトイレを使っているときは他の人は洗面台で顔を洗ったりできないので、みんなが顔を洗ったり歯を磨いたりする朝は特に不便です。去年の部屋はトイレだけ個室みたいになっていたんですが…。
そこで問題になったのが、毎朝Aが皆が洗面台を使いたい時間帯にシャワーを1時間くらいかけて浴びていることです。シャワーが10分で終わる私からすると1時間も水を出しっぱなしにするなんて勿体ない、環境に優しくないと思う気持ちが洗面台を使えない不便さよりも先に来るのですが、彼女にとってはそのシャワーがとても大切な時間なんだとか。
他の4人は朝は身支度などをしたいからやめてほしい、わかった、で解決しました。
②部屋の気温
この部屋の中でAはかなり暑がりな上に新鮮な空気を常に取り入れたいため常に窓を開けたがり、逆に私はものすごく寒がりなので窓を開けられると凍え死んでしまいます。
他の3人も割と寒がり側なので、毎回Aが「窓を開けてもいい？」と聞くたびに内心で（はあ…）と思いながら上着を着て「どうぞ～」という、そんな日々が一か月続いていました（少なくとも私はそうでした）。
また、Aが使っていた机には窓がなかったため、いつもBの机に行って窓を開けており、もしも雨が降っていたらBの荷物が濡れてしまう、という事態に（私としては雨の日に窓を全開にする心理がいまだに理解できていません）。結局AとBが机の場所を交換して解決しました。
現在は私がもう部屋にいないことが圧倒的に多いので、正直本当に解決したのかは分かりません…
③部屋のノイズの量
以前は22:30から部屋を"quiet time"として静かにしよう、と決めていました。が、そのクワイエットタイムのなかでも、「静か」の定義が共有されていなかったため、なかなか寝れないけど、友達との時間を遮って静かにしてとも言いづらいし…うーん…という日々が続いていました。
私の定義では、通常の50%以下の声量での会話くらいなら全然いいよ、と思っていたのですが、Aは少しの会話や足音だけで簡単に目覚めてしまうそうで、その認識の相違でAが相当の我慢を強いられてしまっていました。
今はAがその時間に眠ることはないので（そこは妥協したそう）まあ誰かが寝ていたら空気読もうぜって感じになりました。
これを書いている今、23:00近くですがCが彼氏連れ込んでいちゃいちゃしているのでちょっとうーん…という気持ちになっています。私は別に寝ていないしそれなりの大音量で音楽を流しているので気にならないのですが、皆で決めたルールじゃん…と思う自分もいます。
私は割とルールを守らない人に対してイライラしてしまうタイプなので、此処で生きていくにはもう少し目を瞑るスキルを身につけることも必要なのかもしれません。
この時は議題にしませんでしたが、自分がまだまだ気になってしまうことは、
・独り言を言わないでほしい…
これはまたまたAについてなのですが、彼女は時折中国語で自分に話しかけないと気が落ち着かないそうです。私は正直怖いからやめて、と言ったのですが、彼女に人生にどうしても必要だから！と必死そうに言われたので折れました。
正直聞きたくないのでイヤホンでそれなりの音量で音楽を流しているのですが、そうすると彼女が普通に英語で私に話しかけてきたときに私が気付けず、「何で無視するの…？」と泣きそうな顔で言われました。
どうしたらいいんだようううう！！！
結局静かな環境が欲しかったら他の場所に動くしかないのかな、と思って最近はあまり部屋に帰らずに外で勉強しています。
雨の日とかあまり動きたくないんですけどね、忍耐力とか妥協力（そんな言葉はあるのか）の修行だと思っています。
・彼氏を連れ込まないでほしい…
気まずいんですよね。ただただ。後は私が彼のことを少し苦手なタイプだと思ってしまっているので余計なのかもしれません。あとはなんだろう、嫉妬…？…それはないや。
なんだか愚痴っぽい書き方になってしまいました。
今回特にAが沢山登場しましたが、私とAはルームメイトになる前はベストフレンドくらいのすごく親しい距離感でした。一緒に住むにつれて徐々に価値観とか興味の違いが分かってきて、ぶつかることが増えました。
傍からしたら「喧嘩するほど仲が良い」っていう美談になるか、または喧嘩だめじゃぁん…と思われるかもしれませんが、僕はそのどちらだとも思っていなくて、上手く言葉にできないのですが、この状況を面白がっている、という表現が一番しっくりきます。
去年の自分だったら絶対、言いたいことがあっても英語が分からないorコミュニケーションを取ることを恐れて何も出来なかったと思います。
今はまず英語で言いたいことが言える。成長①．
そして相手の言い分が理解できる（共感できるかは問わない）。成長②．
それから妥協案を話し合ったり改善に向けて行動が出来る。成長③．
そしてそして全然違う価値観があるんだな、と学んでいる。これは成長というより成長材料。
確かに楽しくはありませんが、自分の考えと全然違う人の考えが英語でぶつかり合っているってプロセスが面白いな、と。
英語だと"fun"ではなく"interesting"という単語がしっくり来ます。
…なんて、こんなポジティブな受け止め方をして人生を楽にしようとしています。実際バトってる時こんなこと考えてないです(笑)
多分、去年の部屋で本当に何のいざこざもなく毎日ハッピーに過ごしていたのが恋しいのと、あとは学校の課題などに追われてストレスが溜まっているせいで些細な事にも過剰に反応してしまうのかもしれません。
…それもだけど！正直に言うと今部屋の中の人間相関図がこんな感じだからです笑
なんだろう、誰かが嫌いとか嫌われてるとかそういうことではなく（希望的観測）、他がすごい親密なんですよね、まあみんなが楽しそうだし私も他の友達の部屋行けるしいいやあっ！
僕の世界はここだけじゃないっ！
結局気の持ちよう！ということでストレスマネジメント頑張ります。
少しでもハッピーめにするために仲良い友達との写真と美しいフィヨルドを添付します(笑)
JKみたいな顔の隠し方をしようとしたけれど無理でした。
最近は季節の変わり目でこちらは気温が下がって雨が増えています。☔
きっと日本も季節の変わり目で、かつこのご時世ですのでどうぞご自愛ください。
では！！