最後の中体連 | れいちぇるの韓国→日本日記

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日韓ハーフの子供たちを連れ、韓国から日本の田舎に移住しました。日本での生活のこと、子供の臼蓋形成不全のことなど書いています。

中3の長男、最後の中体連の試合が終わりました。

 

新人戦は地区大会優勝、県大会まで行けたものの、

その後の部活の様子を聞いていて

今回は県は難しいのではないかと思っていましたが、

やはり、子どもたちが掲げていた目標とは

ほど遠い段階での敗退となりました。

 

去年、次男のチームで負けてしまった時、

コーチが涙している6年生にかけていた言葉。

「それは何の涙?

悔しいって思えるほど、

君たちは全力で今まで練習してきたのかな?」

 

最後の試合で早々に負けてしまって

6年生はすっごく悔しかっただろうけど

コーチからすると、予想ができていた結果だった。

ずっとずっと、勝ち残ってきた今までとは違う

違和感があった。

 

 

そんなことがあり、年明けに

部活で2年生(現3年)が練習にきちんと取り組めていないという話を聞いて

真っ先に思ったのが、

県まで行けないんじゃないか…

でした。

 

部活のチームはほぼ決まった5人で戦う。

うちの子はそこに含まれていないけれど

部長という立場から、

なんとかチームをまとめられないか、

悩んだり、諦めたりの繰り返しでした。

 

でも、3年生になっても、

練習試合で負けが続いても

変わらなかった。変えられなかった。

保護者の考え方も違った。

 

そんな状況で臨んだシード決めは準優勝。

これを元に組まれたトーナメント。

新人戦のときのような運もなく、

最悪とも言える組み合わせになってしまい…。

「運も実力のうち」

 

でも、組み合わせが出ても

結局心が一つにならなかった。

 

県大会出場がかかった試合、

かなりの点差で引き離されて苦しいスタートに。

それでも、自分たちのペースを取り戻して

なんとかなんとか逆転。

いい流れで終えた第3クオーター。

出ている選手もベンチも

ギャラリーにいるベンチ外の1、2年生も

ようやく一つになれた。

団結できるんじゃん…

 

でも遅かった。

 

もう少し前から、4月から、年明けから、

みんなの心が一つになっていたら…。

 

団結力の部分で、相手の方が上だった。

バスケは個々の能力だけじゃない。

それ以外の部分が大きく結果を左右するということを

再確認させられた試合となりました。

 

 

長男はこれで引退。

もう、長男と次男のスケジュールがかぶってどうしよう…

と悩むこともなくなります。

 

次は次男。

長男のチームを見て

どう思ったかな。

 

どれだけ素晴らしいコーチがいても

それだけじゃ勝つことはできない。

 

次男もいろいろとありますが

最後、悔いを残さないように

頑張ってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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