韓国の産後ヘルパー | れいちぇるの韓国→日本日記

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日韓ハーフの子供たちを連れ、韓国から日本の田舎に移住しました。日本での生活のこと、子供の臼蓋形成不全のことなど書いています。

今日は産後ヘルパーさん、最後の日でした。

2週間のうち、土曜日(半日)に1日来てもらったので、

今日は半日の勤務。

明日からご飯が大変だから。。と、今日はおかずをいろいろと作ってくれました。

1時までのはずが2時までいてくれて、沐浴もしてくれました。

 

産後、1カ月と1週間ものんびりと休息を取らせてもらいました。

明日からは家族4人の生活になります。

 

今回のヘルパーさん(私は計4週間利用)について、せっかくなのでキロクしておこうと思います。

産後ヘルパーさんは、韓国語で산후도우미(産後トウミ)と言います。

主な業務は次の通りです。

 

◇赤ちゃんのケア

・ミルクの場合、授乳やほ乳瓶の消毒

・洗濯(洗濯機を利用したくなければ手洗いでもやってくれます)

・沐浴

・おむつ替えなどお世話全般

 

◇ママのケア

・食事の用意

・マッサージ、ストレッチなど

・座浴(座浴器を貸してくれます)の準備

 

◇家事全般

・掃除

・洗濯

・パパの夕食の準備

・洗い物

・上の子の保育園送迎、お世話

 

上の子や赤ちゃんが双子の場合、姑など夫・子供以外の家族が同居している場合は

別料金が発生します。

 

また、勤務時間は平日が9時~17時もしくは18時、土曜日は9時~13時もしくは14時という感じ。

土曜日は来てもらわなくても大丈夫という場合は、

その分、平日に来てもらえます。

また、追加料金を払えば時間の延長も可能。

夜間も休みたいという場合は、泊まり込みで24時間勤務(休憩あり)のヘルパーさんもいます。

日本語ができる産後トウミもいるみたいなので、最後に書いておきます。


 

■はじめの2週間

 

業者はたくさんありますが、私は、元同僚が利用して良かったという業者を紹介してもらい

そこにお願いしました。

もちろん、元同僚と同じヘルパーさんになるとは限らないのですが。

この業者さんは、ヘルパーとしての経験が3年未満と3年以上で料金が分かれており、

私は3年以上の方をお願いすることにしました。(2週間で82万ウォン程度)

 

この業者さんは、母乳クリニックの機能もあり、

おっぱいに問題がある場合には代表の方が自宅まで来てくれて

マッサージや姿勢を見てくれるサービスも行っていました。

事前に予約した場合は1回、無料でやってくれるとのことでしたが、

私は特に問題がなかったので利用しませんでした。

 

こちらの業者から来てくれたヘルパーさん。

過去の日記にも書きましたが、

とにかく寝かしつけが上手。

私は授乳だけして、あとは寝室で休ませてもらいました。

何か手伝おうとすると、「いいから部屋で休んでいなさい」と言われ。

洗い物、洗濯、掃除、食事の支度と次男の寝かしつけを平行して午前中に終わらせ、

午後は次男と一緒にお昼寝。(ぐずってなかなか寝ない日もありましたが)

3時くらいに沐浴をして、4時前に長男のお迎え。

帰ってきて夕飯のおかずを準備して6時に帰る。という感じでした。

 

その後の2週間、別のヘルパーさんが来てくれて思ったのですが、

このヘルパーさんはとにかく仕事が早い。

おかずも冷蔵庫にあるものであっという間に作ってくれ、

掃除は、何気なく置いてあった布団専用の掃除機までかけてくれ、

天気がいい日には敷きパッドまで洗ってくれました。

 

長男のお迎えにも行ってくれたし、欲を言えば長男のお風呂もお願いしたかったけど、

ママがいいって言うだろうからって、お風呂は私か旦那が帰ってから入れました。

 

■後半2週間

本当は初めの業者のヘルパーさんに3週間お願いする予定でしたが、

7月からの制度改正でヘルパーさんの利用料金に対する支援が受けられることになり、

2週間に短縮。

支援を受けて、別業者さんにお願いすることにしました。(2週間で18万ウォン程度)

(前の業者は支援の対象ではなかったため)

 

これも以前日記に書きましたが、新しく来たヘルパーさん。

私とあまり合わない方でした。

その前に来てくれた方がてきぱきと動いてくださる方だったということもあったかもしれないのですが、

言わないと掃除もしてくれない。

赤ちゃんのお世話は任せてね。と言われたものの、

洗濯機のスイッチを押すところから始まり、洗濯物の取り込み、掃除、食事の用意など、

言わないとやってくれない。

その割に、姑のように小言が多い・・・

という感じで。。。。

 

ちなみに、どの業者さんもおそらく、自分に合わないと思ったら

ヘルパーさんを変えてもらうことができます。

 

このヘルパーさんが来たのが木曜日。

金曜日、もう1日様子を見て、やっぱだめなら別の方をお願いしようと考え始めました。

これが普通なのかな??と思って、

韓国の育児サイトで質問もしたりなんかして。。

 

で、金曜日。やっぱり前日と同じ。

ヘルパーさんは、

まだ2日目だから様子を見る感じだったけど、月曜日からはきちんとやります。

的なことを言っていましたが、休むどころかストレスだったので

思い切って変えてもらうことにしました。

 

で、この業者2人目のヘルパーさん。

明るい感じの方で、変えてもらって良かった!

 

仕事のスピードや寝かしつけは一番始めの方ほどではなかったですが、

一通りの家事もやってくれ、次男がお昼寝しているときは私も休むことができました。

 

このヘルパーさん、いろんな物を自宅から持ってきてくれました。

 

・こだわりのぞうきん、ふきん、洗剤など

ヘルパーさんはごくごく普通の掃除だけをすることになっていますが、

家の中の汚い部分や汚れたやかんまでぴっかぴかに磨いてくれました。

 

・調味料、食材

ゼンマイのナムルは市販のお醤油よりこれがおいしいのよ。と、

自家製のお醤油を持参。

ネギやジャガイモ、アサリ、昆布など、

家にあったのを少しもってきたのよ~と、おいしい料理を作るために

わざわざ持ってきてくれました。

ちなみに、食材がない場合はヘルパーさんにお願いして

買い物に行ってもらうことも可能です。

 

・スリング、だっこひも

次男はすぐに抱っこしてーと泣くタイプ。

そして、ヘルパーさんが変わって、お昼寝をあまりしなくなりました。

私の寝かしつけがへただからだろうけど・・

ということで、抱っこしている時間が長くなり、

体重があるから手首とか痛めるわよ。と、

スリングやだっこひもを持ってきてくれました。

 

あと、だっこひもはベビービョルンがいいとか、

バウンサーはヌナのリーフバウンサーがお勧めとか

いろいろと教えてくれました。

ただ、スリングは抱き方によっては股関節脱臼の危険性があるとか、

うつぶせ寝は良くないとかは知らなかったみたいで、

ちょっとハラハラした場面もありました・・

 

ちなみに・・・このヘルパーさんの前に2日間だけ来た方は、

「ゴマがないから買ってきて」「たらいがないから沐浴ができない。買ってきて」(ベビーバスはあります)

など、うちにあるものでやりくりするというタイプではなく、

自分に合わない部分は合わせようとする=買ってきて

というタイプでした。

これも気に入らなかったポイントでした。。


 

いろんなヘルパーさんがいますが、

結局は自分に合うかどうかかなと。

高いお金払って来てもらうということもあり、

こうして欲しいということは伝えましたし、

休めるときに休もうと、次男のお昼寝タイムには私も別室でお昼寝しました。

利用して良かったです。


 

(おまけ)

↓↓日本人の産後トウミ(ヘルパーさん)情報↓↓

 

そして、今回利用はしませんでしたが、

友達が日本語ができるヘルパーさんを探していて、

私も探すのをちょっとお手伝いしました。

 

ちょうど、家に届いた多文化家庭関連の新聞で

韓国に嫁いだ外国人がヘルパーとして登録している業者があると書かれていて

電話したところ、日本人が2人ほどいるとのことでした。

マンマ・ミーア(京畿道水原市)

http://www.mammamia.or.kr/home/

 

韓国人ではなく日本人のヘルパーさんにお願いしたいという方は

問い合わせてみるといいと思います。

 

こちらは、常に支援が受けられるのかは分かりませんが、

問い合わせた時点では、半額ほどの支援が受けられて、

負担する額は2週間で30万ウォンほどとのことでした。

 

このほかにも、個人的にされている方や、

ソウルにある日本人のベビーシッター派遣の会社で

産後ケアのサービスも行っているみたいです。