試験を通じてできていない点について解説します
問題全般
問題をよく読んでない.測量学で用いられる用語の意味をしっかり理解することが必要です.
問題1
「重み」について
観測精度が距離に比例する・・・レベル測量において,観測精度が距離が長いほど低下するのは自明である.
したがって,2倍の距離で観測されたl3の重みは1/2,その他は1となる.
「標準偏差」について
1観測での誤差が求まれば,全観測誤差の2乗和が,最確値の誤差となる.
この場合に,各観測の重みを乗じることを忘れないこと.
各観測の標準誤差は,全ての観測が同じレベル測量であることから,1観測の標準誤差は全ての観測で等しくなる.
問題2
1次調整された観測値であることに注意する.
既に,1次調整されているので,各三角形で誤差の和は0である.
問題1の解答
問2の解答