前回までの内容はカンボジア旅行について書きましたが,今回の旅行の目的はシンガポールで開催されるAPAC2009における研究成果の発表です.


学会は,Nanyang Technological University (南洋理工大学)で行われました.


南洋理工大学はシンガポールの大学の一つで、特に工学系の研究で名が知られている。シンガポールの西に位置し、200エーカーの敷地の中で、29,000人以上の学部生と8,700人の学院生が質の高い科学技術についての教育を受けている。 (Wikipediaより)


このような大学になると学内の宿泊施設も豪華です.


広島大学海岸工学研究室
勉強机にテレビ,さらにはトイレ,シャワー付き!


発表は学内の講義室で行われました.

広島大学海岸工学研究室

世界各国の研究者が集まる中,このような雰囲気で発表が行われています.

(これは,発表後の質問をしている場面)


研究室のメンバーも発表を行いました(もちろん英語で).

広島大学海岸工学研究室

Title: The role ofgroundwater flow in a tidal flat environment


広島大学海岸工学研究室

Title: Numerical analyses on long-term variation of sea level height in semi-enclosed sea having two channels to the pacific ocean (長いな…)


広島大学海岸工学研究室

Title; An effect of pore water infiltration flow on re-suspension of organic mud focus on the effect of pore water infiltration flow (こっちも長い…)


写真はありませんが,その他にも

New method for reduction i eutrophication of sea water by using fly ash

Variation of groundwater quality in a tidal flat formed around coastal structure

という内容で発表しました.


やっぱり,英語での質問の受け答えは難しく,自分の研究内容をわかり易く他人に教えるといことを普段からもっと考えておく必要があると感じました.


学会最終日にはClosing dinnerがホテルの一室を貸し切って行われました.

広島大学海岸工学研究室

海岸分野で超有名な先生方も多数参加されていました(左端は合田先生).

出てくる料理も超豪華でおいしく頂きました!


広島大学海岸工学研究室 広島大学海岸工学研究室

左:伊勢海老,右:フカヒレスープ


こんな料理を今まで食べたことがなかったので感無量でした!


次回のAPACは2011年に香港で行われるそうです.


このような貴重な体験ができる学会に学生のうちから参加できることは滅多にありません.

普段から研究活動をがんばっていれば,このようなご褒美があると思って研究をがんばりましょう.