知っておかなければいけない事を記載してみようと思います。
まず、自動売買というのは
コンピューター上でプログラムされたシステムである
という事が大前提になります。
その目的は、
決められたルールを元に、自動でトレードを進行させる事
にあります。
自動売買のプログラムにおける、決められたルールというのは
相場の値動きが、決められたある条件になった時に
エントリー・イグジットをするという【命令】になります。
では、その命令は何を元にプログラムに組み込まれているか
と言えば、テクニカル指標のエントリー・イグジットの
ポイント判断に準拠して組み込まれているものです。
前回の記事でも言いましたが、テクニカル指標というのは
数値化された過去データを、それぞれ決められた計算式で整理したもの
ですので、コンピュータープログラムである自動売買に
組み込む事が可能です。
逆の言い方をすれば、自動売買がシステムプログラムである以上
数値化できるデータしか組み込めません。
この事から
使おうとする自動売買の性格を判断する時に
どのテクニカル指標が組み込まれているのかを知る事で
大方の動きがわかるのです。
前回の記事でも言いましたが、テクニカル指標にはそれぞれタイプがあり
大きなくくりで言うと、トレンド系・オシレーター系・出来高指標
に分類される旨記載しましたが
それがそのまま、自動売買の戦略の分類になる事が多くなります。
ですので例えば
移動平均線をメインの指標として組み込んである自動売買であれば
【ゴールデンクロス】【デッドクロス】のポイントに準拠して
エントリー・イグジットの判断を下し、実際のトレードに反映させるわけです。
このように
移動平均線などのトレンド系の指標がメインで組み込まれた
自動売買は、トレンド追従型の順張りEAという見方ができますし
オシレーター系の指標が組み込まれたものは
カウンタートレードの逆張りEAという見方ができます。
特殊なものでは、ナンピン・マーチンゲールなど
相場の向きなど関係なく、とにかくポジションを建てるというものが
ありますが、それは例外と見ても良いでしょう。
なので
まず先に、使おうとする自動売買が、どのテクニカル指標に
最も影響を受けてルール設定されているかを知れば
その自動売買が、どんな相場に強くて、どんな相場に弱いかを
事前に知ることができます。
自動売買を活用して利益を上げて行こうとするならば
まずこれを知ることが、勝つための【事前準備】として
必ず必要なものなのです。
そうする事で、その自動売買が得意な相場にあたっているならば
そのまま自動で稼働させ続け、不得意な相場に転換するならば
その自動売買の動きを抑制するため、停止するとか、ポジションに対して
ヘッジするなどのコントロール対応を決める事ができます。
何も、その自動売買が不得意な相場にあたった時にまで
無理やり稼働させ続けて、プログラムが負けることに付き合わなくてもいいのです。
この考え方を、まずは必ず理解しなければなりません。
これが理解できれば、次にあなたが仕入れておくべき知識が
ハッキリとしてきます。
それは何かと言えば、まず使おうとする自動売買に組み込まれた
テクニカル指標の特徴を知ることであり
そのテクニカル指標は、どんな相場にマッチしていて
弱点はどんな相場で、どんな事を知るために作られたものなのかを
知る事になるわけです。
これがトレードに向かう前に仕入れるべき知識です。
更に、その知識を仕入れたら次は
そのテクニカル指標の弱点を補える指標は何かを探します。
例えば
オシレーター系のテクニカル指標が組み込まれた自動売買は
必然的にレンジ相場を得意とするようになりますが
レンジをブレイクして、トレンドを形成する相場になった場合
そのロジックは弱みを見せることになります。
となれば
レンジブレイクの予兆を察知する事を目的とした指標や
トレンドを察知する指標を、対のテクニカル指標として参照する
トレード体制を整えるべき、という事になります。
その両方を対比していつも自動売買のトレードを監視し
その自動売買の建てるポジションが、有効であるかどうかを
チェックする事で、大きなリスクを回避する事ができます。
このコントロールを日々行っていると
その内、相場の動きを予測する素養が出来上がってきます。
何も、相場観を養うために、相場の勉強を1~10までしなくても
使おうとする自動売買のコントロール方法を知るだけで
おのずとあなたのトレードルールも出来上がってきますし
相場の方向感を察知するだけの感覚も同時に養われてくるのです。
そういう事の出来る人を、【ハイレベルの自動売買使い】という事ができ
プロトレーダーで結果の出ている人などは、皆そのように行っています。
『こんなEA詐欺だ!』とか騒ぐ前に
まず自分がその自動売買を使うに当たっての
【プラン】がしっかり構築できているかを振り返ってみるべきです。
という事で
主要なテクニカル指標の意味を知る必要ができてくる事が
お分かりいただけたでしょうか?
このカテゴリーは、その知識を得るための記事になりますので
次回以降の記事も、自動売買を有効に使うために必要な内容に
なってきます。
どうぞ長いおつきあいでお願いしますね?^^
続きはこちらの記事で

テクニカル指標の知識:オシレーター系指標1