走る前に皆さんマシンのチェックってしてますか
お越しいただいたお客さんに聞くと結構な割合でしばらく見てないですって仰られます。
走れば走るほどラジコンって消耗するし、タイヤだって減ります。
出来れば1日のはじまり、走行前だけでも以下の点をチェックしていただければ、ある程度毎回同じようなフィーリングで走行できるかなと思います
〇はじめに
プロポとマシンの電源を入れてください。
そうしないとこれからアライメントのチェックを行う際にステアリングが動いてしまい、正確に測定できなくなります。
道具はものさし(スケール)、キャンバーゲージ、ターンバックルレンチだけでOKです。
私はラジコン初めてすぐにこれだけは揃えました。
カッコいい車高ゲージを買おうと思ったこともあるんですが、ず~っとものさしでやってきたので今更車高ゲージ買うのもなぁ・・・って事で持ってません。買える方は買っちゃってもいいと思います。
①車高の測り方
マシンを机に置いて、何度かショックをストロークさせます。
それから30cmほどの高さから落として、その時の机からシャーシ底面までの高さ、これが車高です。
前はこの辺
シャーシ前部って2WDも4WDも角度が付いてますよね。
そこより少し後ろで測ります。
後ろはここ
後ろは曲げ加工がされていないのでシャーシの一番後ろで測っても良いと思いますが、私はここで見ています。
車高は20㎜±2㎜くらいの範囲で、前後同じ高さで概ねOKです。
私は2WDのB7Dで22mm 4WDのB74.2DCEで20~21mmくらいにしています。
②キャンバー
車高を測るときと同じように、机から30㎝くらいの高さから落として、その時の数値を測ります。
前後共に1度くらいつけておけばとりあえずOKです。
もしキャンバーゲージが無い場合、ものさしをタイヤの横に立てて、さしの下側をタイヤにぴったり当てた時に上側に2~3㎜隙間があればOKです。
タイヤをフリーで回転させたときに振っている場合(綺麗に接着できていなかったり、ホイールが強い衝撃を受けていたりするとそうなります)、タイヤの位置で数値が変わる事があります。
その場合は何か所か測定して平均値をとってあげればOKです。
③トー角
写真だとわかりづらいんですが、トー角とは進行方向に対するタイヤの角度です。
リヤのトーはセッティングを変更しない限り大きく変わらないはずなので、今回はフロントのお話です。
右、左の前輪がほんの少しだけ外側に開いているようにしてください。
〇おわりに
↑のチェックって5分もあれば出来ちゃいます
是非やってみてください。
ちなみに車高を触るとキャンバーやトー角も変わるので一つ触ったら他の箇所も必ず見てあげてくださいね。
他にも、スプリングやショックの取付位置を変えても車高は変わります。
硬いばねから柔らかいばねに変えて車高が下がってるのに、それを補正しなかったらちゃんとしたテストは出来てないはずです。