前回の記事では、セッティングについてお話しました。
でもセッティングと同じくらい・・・というかそれ以上に大事なのは運転技術です
現代のバギーってカーペット、クレイ、ダート、様々な路面がありますよね。
特に初心者さんが難しいのは2WDバギーのダートじゃないかなって思います。
私が3年前に最初に買ったラジコンはDF-03でした。
4WDなのでそこそこコースはなぞれていたんですが、中古のYZ-2DTM2を買って、いざハイエンドバギーデビューだと走らせたらDFよりも凄く難しかったのを覚えています。
知識が何にも無くて、ただひたすら自分で考えて走らせていました。
なので超上級者さんからすると「間違ってるよ~」って所もあるかもしれません。
参考までにしてくださいね。
〇ステアリングとアクセルの関係性
はじめてDTM2を走らせたとき、ストレートすらまともに走れませんでした。
何故かというと操作が荒かったからです。
ステアリングを多く切っている時に、アクセルを入れすぎるとリヤが出ます。
だから、「舵角が大きい時はアクセルも少なめ」が基本です。
舵角が小さい時はアクセルを多めに入れても良いですが、ケツ振っちゃうならステアリング切りすぎか、アクセル入れすぎです。
そもそも、2WDでケツ振りながら曲げるのって凄く難しいですし、それを利用してマシンを前に進めるのはもっと難しいです。
振りすぎてたらコーナー遅いですからね。
マシンの向きが変わったら直ぐにドリフト止めて、真っすぐ立ち上がれないとダメです。
〇コーナリング
ストレートからコーナー進入のブレーキングは、リヤを振り出さずに済むように手前から丁寧に。
ブレーキの調整は、プロポ側でリヤがロックしない様にEPAを調整してくださいね。
私はコーナー進入する時にもアクセルを入れて進入するイメージで走っています。
その方が安定するからです。とにかくリヤに駆動を掛け続けてマシンを安定させます。
立ち上がりは、ロールをしっかり戻して、直線的に真直ぐ立ちあがった方が車が前に出ます。
大きいアールでコーナーを曲がるのでは無くて、小さく曲がる方が速く上手に走れる場合が多いです。
もしも突っ込みすぎて想定したラインよりもはらんでしまう場合は、少しアクセルを多めに入れてドリフトしてやるとラインをトレースできますが、凄く難しいです。
少し間違うとスピンしてイン側のパイプにヒットするからです。
上手な人の走りを見ていると、コーナーはかなりアールを小さく、ドリフトは最小限に、丁寧に走っているのが見て取れるはずです。
操縦の仕方以外にも思いつくことがあったので出来ることを列挙していきます。
〇舵角の調整
舵角の設定方法についてはいろんな方が動画等で解説されているのを見て頂くとして、
フル舵角(そのマシンの物理的にステアリングが切れる目いっぱいの角度)だと、少し切っただけでも移動量が多いので、
初心者のうちは少し舵角を減らしてもいいのではと考えています。
デメリットとして、舵角を減らすとスピンしそうになった時にカウンターを当てられる量が減りますが、そもそもスピンさせない様にまずは走らせられる様になった方がいいかなと思います。
〇サーボの調整
サーボの保持力を抑えてやるとハンドルを切ってもフロントが逃げやすくなるので走らせやすくなります。
ミドルクラス以上のサーボだと、様々な設定が変更できるので色々試すと面白いですよ。
こんな感じでしょうか。
もしも当サーキットにお越しの際に上手く走れなかったら是非お気軽にご相談くださいね~