東日本大震災から、1年半が経過しました。
先日、新聞社にお勤めのクライアントさんと
被災地の状況についてお話をする機会がありました。
その方は、毎月のようにお仕事で
被災地に足を運んでいるとのことでした。
津波の被害をうけた地域は、1年半が経った今でも
ほとんど復興が進んでいないと仰られていました。
まだ行方がわからない方も多いようです。
宮城県石巻市の大川小学校で津波の犠牲となった児童の
保護者の方々が、捜索活動をされているとお聞きしました。
重機などを使っての捜索活動には費用が掛かるともお聞きしました。
なんとか力になれないものかとお話をしている時に
上の写真の本を紹介してくれました。
「ひまわりのおか 」
大川小学校に通っていて津波で犠牲になった児童の
8名のお母さんが書いた子供たちについての手紙をもとにした絵本です。
8名のお母さんは震災の後、子供たちが避難しようとしていたおかの上に
ひまわりを植えられたそうです。
ひまわりを自分の子供のように一生懸命に育てるお母さん。
何度読み返しても涙が出てしまいます。
震災・津波の記憶を薄れさせないためにも、子供と何度も読もうと思います。
この絵本の売り上げの一部は被災地復興等のため寄付されるそうです。
自宅や小学校へお渡しするため何冊か購入したいと思います。