土蔵
用事があったので実家へ行き、一番古い土蔵に入ってみたが、
1階は傾いでいる感じで、歩くとミシミシと音を立てて床が沈み、
上を見ると、頭上の2階部分が天井板の隙間から透けて見え、
冗談じゃなく倒壊の危険があるのではないかと思った(汗)。
民法第717条だっけか、老朽化した家屋が崩れる等の事故が起こったら、
持ち主の責任として損害賠償をせねばならない、というのがあったよな(汗)。
これって、成人の体重で2階を歩いたら床が抜けるのでは。
2階の手前あたりまでは、小学生の頃に上がってみた記憶があるが、
奥のほうには、私は生まれてから一度も入ったことがない(大汗)。
ここの内部は、いっそもう見ないで解体するか(爆)。
なんかヘンなもんとか、ヤバいもんとか(←何?)が出たりしないだろうね?
ここと、あの鎖ぐるぐる巻きで閉ざされている、納屋2階への出入り口とが
この家のオバケ屋敷たる所以だ。
祖霊舎
私はこれでも、実家に行くと必ず祖霊舎にお詣りするのだが、
私の打つ柏手が静かな空気の中、涼やかに響くのは良いとして、
私の横と背後につながる濡れ縁は、今や、カメムシの巣窟である(爆)。
一昨年くらいからヤバいのではないかと思い始めて、今に至る。
家全体がボロくてスカスカだから、虫なんか平気で入って来て住み着くのだ。
こいつらが座敷の内部にまで侵食してこないうちに、
(a)縁側全体を掃除してピレスロイドを撒く
(b)霊璽だけとりあえず救いだしてマンションに持って帰る
(c)座敷含む母屋を大々的に解体する
の三つの選択肢の間で、私は悩んでいる。
ご先祖様を粗末にしてはならないし、
あまり暑くならないうちに決断すべきだと思うのだが、
「重い」ので、正直どれもやりたくなく、一日延ばしにしている。
交渉もう一件か
実家を、親が実際に住まなくなった日から3年以内に売却するならば、
相続が発生した場合でも、親が存命の場合でもそれぞれ、税金に関して、
2023年12月31日までは、ある種の特例が適用されることがわかった。
知ってた?空き家になった実家、3年以内の売却でなんと最大約609万円の節税が可能に!(お家の いろは)
実家がこれに該当するかどうか、まだわからない部分もあるのだが、
先日、父の私有地の田んぼを神社に売却する話が決まったばかりで、
私は目下、たまたま税理士さんと繋がっているので、
この機会にまずは尋ねてみるかと思っている。
ちなみに、この田んぼの件でも私は最近までずっと苦労をさせられてきた。
この土地は休耕田で、名義は父だが神社の駐車場として長年使って来た場所で、
神社も父本人も、実際の使用者、つまり神社名義にするべきだという点で
かなり以前から意見が一致していたのだが、
個人が私有地をうっかりと宗教法人に寄付すると、法外な税金が、
寄付した父にも寄付を受けた神社にも、双方にかかることが判明し、頓挫していた。
それで、私がツテを頼って不動産鑑定士さん・税理士さん・司法書士さんを依頼し、
既に2年越しで幾度も神社と話し合い、寄付でなく安値で売却のかたちを取ることにし、
県の学事課や神社庁、神社本庁に書類を送りまくり、駄目を出されてまた直し、
各所交渉し頭を下げハンコを貰い、それはもう、
筆舌に尽くしがたいヒドい思いをして来た。
幾多の手数と苦難にめげず、普通なら言いにくいことも言って事態を打開し、
最終的にこの話をまとめたのは、私の功績である(自画自賛!)。
私の名を石碑にでも刻んで、境内か駐車場内かに残して貰いたいくらいである!!
まったくどうして父は元気なうちにこういうことを処理しておかなかったのか、
と私は憤懣やるかたない思いを幾度もした。
ということで、家土地を処分する話はどのみち「重い」ことになるので、
もうほとほとイヤになっているのだが、そう言って日延べをしていると、
つまり私もいずれ今の両親のようなことになる訳で、
やはりここは、自分でやるほかない、と思う今日この頃です。