ほんやくコンニャク ポゴ | 転妻よしこの道楽日記

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グラモフォンから出たポゴレリチの全集CDボックスに、
長々とした(殴)解説が英語・ドイツ語・フランス語でついていたので、
連休で時間があるし、ひとつ訳して拙サイトにUPするかと取りかかり、
きょう半日で大半はできたのだが、
集中してキーボードを打っていたら手首が疲れた。
英語を読んで手が痛くなるなんて話を、私の若い頃に聞いたなら、
まさに、風が吹けば桶屋が儲かる的な意味のわからなさだっただろう。

原文がドイツ語で、私が参照したのは主に英訳版だったが、
事実関係を記した箇所が平易に感じられたのに比べて、
芸術論や解釈の話題の部分は、かなり読みにくかった。
第一には私の英語力が足りていないことが理由ではあるのだが、
それにしても、抽象的な話を主観をもとに語られた外国語は
本当に意味不明だと思った。
ポゴレリチの演奏を聴く者としての私自身は、
この書き手が力説している箇所には
実のところ、ほとんど関心がないように思われた(汗)。
CDの解説だから、主旨としては一貫して褒めているわけなのだが、
私にはピンと来ないところが大変多かったのだ。
というか、私はなぜか以前から、ポゴレリチをケナしている文章のほうが
言っている意味がよくわかるんだよね、褒めている文章よりもずっと(逃)。

そもそも、ポゴレリチの演奏や解釈が、
benchmarkとして価値があるとは、これ如何に!?
それに、sicklied over with melancholy、
ってどないな言葉使いか、シェイクスピアかっっ(--#)。
私は昔から、英米文学は本当に嫌いなんだっ(殴)。

フランス語訳を参照すると、また違った言い回しで書かれているので、
ドイツ語原文→英訳→和訳、という作業を経るとなると、
最終的に、かなり原文から離れてしまいそうだなと思ったり……。

そのような中でも最終段落で引用されていた、
ヨアヒム・カイザーの言葉だけは、観念的な話題でも格段にわかりやすく、
やはりさすがにドイツ批評界の帝王の文章は大したものだと感心した。


ともあれ、訳文を書き出していないのは、残り2段落ほど。