
(写真は、昨日の大阪城ホール。開場直後)
以下、ネタバレあり。
このあとKISS武道館公演に行かれる方で、ネタバレの困る方は
御覧になりませんように(^_^;。
・大阪に参戦するにあたり、私は幕張のセットリストを事前に見て行った。
新曲を含め、ほとんどの曲が大丈夫そうだなとわかったが、
よりによって一曲目がPsycho Circusで、
これだけは歌詞の大半がうろ覚えだったので、前夜、CDで復習した(爆)。
だって90年代後半のKISSはあんまり聴いてなかったのだもの~。
・物販の列はとても長くて、第二寝屋川に沿って延々と伸びていたが、
絶えず動いていたので、待つのは苦ではなかった。
実際、体感としてはかなり早く物販のテントまで到達することができた。
パンフレットは、私の想定よりずっとデカかった(爆)。
家にあるうちで最大サイズのショッピングバッグを持って来るべきだった、
と買ってから反省した。
一応ビニール袋に入れてくれたのだが、きちんと入らず持ちにくかったのだ(^_^;。
大荷物になっても、天気が良かったのはせめてもの幸いだった。
・開場前から、KISSメイクをした聴衆がたくさん集まってきていた。
川縁で化粧に余念の無い青年たちも見かけた。
顔を塗るだけでなく、コスチュームまで完璧な人達もあちこちにいて、
ホールの前や開場後の客席で、さかんに撮影会が行われていた(笑)。
・開場前、皆がガラス扉の外に並んでいたとき、
時間が近づいてチケットもぎりの女性スタッフが姿を現し始めると、
外の我々は俄に騒然となり、次にあちこちから歓声が沸き起こった。
スタッフの彼女たちが全員、KISSメイクをしていたからだ。
KISS大阪城ホールのチケットもぎり風景
なんと、粋で楽しいサービスだったことだろう!
・開演までの間、会場内では次々とロックの名曲がかかっていたが、
その中にQUEENのSheer Heart Attackがあり、あまりに格好良くて(殴)
私は一瞬、自分がこれから何をするのかを忘れそうになった。
この一連の開演前音楽の最後はツェッペリンのRock'n Rollだった(と思う)。
・オープニングアナウンスのYou Wanted The Best!? You Got The Best!
The Hottest Band In The World, KISS!!は、変わっていなかった。
これに限らず、演出のひとつひとつに至るまで、
期待したものが期待した通りに、ひとつも裏切られずに必ずある、
というのがKISSというバンドの素晴らしさであり、最大の魅力だと思った。
・ステージにはスパイダーセットがちゃんとあった。
私は実物を観るのが初めてだったので判断できないのだが、
あれは本式のスパイダーだったのだろうか?
それともホールの狭さが制約となった簡易版のセットだったのだろうか?
いずれにしても巨大で、凄い迫力だった。
・私の席はHスタンドで、武道館で言うと東スタンドくらいの感じだった。
また、私は某列1番の席で、隣がいないので多少通路側にずれて立つこともでき、
更に、私の斜め前のカップルが割と体力がなく(爆)
前半が終わったあたりで座ってくれたので、大変観やすくなり有り難かった。
・ライブ中、ステージ後方から花火や火柱が幾度も上がるのだが、
Hスタンドにいても熱気というか熱風をその都度感じた。
ステージにいるメンバー、特にドラムのエリックは
相当熱いのではないだろうかと思った。
ちなみにエリックは素晴らしいドラマーだと、ライブで痛感した。
パワフルでタイト、しかもパフォーマンスとして見ても華やかで、
彼からは特に若さを感じた(←ポゴ氏と同い年・爆)。
・ライブは携帯・スマホに限り、客席からの写真撮影OKだった。
事前にウドーからもそのように言われていたし、
会場でも数度、その旨アナウンスがあった。
ただ、デジカメ不可、フラッシュ撮影も不可、動画撮影も不可、録音不可、
とのことだったが、フラッシュはあちこちから幾度も見えたし、
実際にあの公演のさなか、デジカメの持込や動画撮影・録音を
完全に取り締まることは不可能だったと思う。
・トミーはかつてエースの持ち歌だったShock Meを歌ったが、
歌にもギターソロにも、エースの雰囲気がきちんと継承されていて感心した。
トミーはファンから出発したギタリストで、KISSのことを
ある意味でオリジナルメンバーよりよく理解し記憶して来た人なので、
こういう素直なかたちでエースの曲を再現できるのだと感じた。
・ポールのアカペラsukiyakiソングは、2003年のと較べると
今回はほぼ完全体の歌になっていた。
♪うえをむぇてえ あるこおおお
と、ちょっと歌詞がオモシロかったけど(爆)、
母音の配列からして、ウエヲムエテという響きは妙に格好良かった(爆爆)。
『春の日』だけでなく『夏の日』まで歌ってくれた。
本当にサービス熱心なのだった。
・ジーンの火噴き・血吐き、ワイヤーせり上がり、すべて健在だった。
♪They Call Me―に続いて全員で♪Doctor Love~、
幾度も連呼させて頂きました♪♪♪
God of Thunderは名曲だと改めて思った。圧巻だった。
私は77年、この曲をNHKのヤング・ミュージック・ショーで聴き、
それでKISSに陥ちたのだ。
あの忘れられない一曲を、35年後の今もまだこうしてライブで聴ける、
ということの幸せに酔った瞬間だった。
・ポールがマイクのスポンジカバーをつけたり外したりしながら、
指でコンコン叩いて「コン○ーム」と言ったのは、
英語発音だったが客席みんな即座にわかってオオウケした。
そして彼は、カバーをかぶせ「Safe Rock'n Roll」と言った(爆)。
・ポールのお立ち台は私のいたHスタンドからは結構近かった。
Love Gunの冒頭でステージからお立ち台まで鮮やかなフライングがあるのだが、
いやー、言ってはイケないんですがポールって還暦超えてますよね??
四十代で腰がどうの膝が痛いのと言ってちゃ駄目だね自分、と思った。
・お約束の、ポールのギター壊しもちゃんとあった。
ピックやドラムスティックはメンバーが客席に向かって投げてくれるが
あの壊したギターを投げることはしなくて、持ち帰り?と思ったら、
あれはVIPの集いでファンに売られるとかなんとか、あとで聞いた(^_^;。
さすがKISSのビジネス魂……(逃)。
・幕張の曲順と違っていたのは終盤で、大阪では、
Black DiamondとRock and Roll ALL Niteが入れ替えられていた。
つまり本編がBlack Diamondで一旦終わり、
アンコールの最後がRock and Roll All Niteだった。
幕張のは聴いていないので想像でしかないが、
私の趣味では、大阪の曲順のほうが、より盛り上がるのではと思った。
白い紙吹雪(白一色だった)は、アリーナの前方だけでなく、
後方のPA卓の後ろのほうからも吹き上げられていて、
スタンド席までかなり飛んできていた。
……ので、空中で何枚か捕まえた(笑)。
・アンコールは3曲、と事前の予習でわかっていたので、
終わると私はダッシュで外に出た。
退場制限に引っかかる前に出て、JR大阪城公園駅まで走りたかったのだ。
この努力が実って、予定より一本早い新幹線に間に合った。
KISS帰りの男性2人、女性1人と同じ車両になり、広島まで一緒だった。
別にお互いに喋ったりはしなかったが、Tシャツやグッズで、
KISSのライブに行った者同士だということは一目瞭然だったのだ。
ちなみに、皆、中年かそれ以上の年代と思われた。
ホールでは若いファンも本当に大勢見かけたけれども、
やはり今40代・50代という世代は、まさにKISSと共に育ったわけで、
私達にとってKISSとの年月は、何ものにも代え難いものがあるのだ。
KISSの40年の活動の重みというのは、ほかのどのようなバンドにも
おいそれと真似のできるものではないと、しみじみ思った。