第445回パイプオルガン定期演奏会 | 転妻よしこの道楽日記

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夕方四時から、近所のカトリック幟町教会で
パイプオルガンの演奏会を聴いた。
ここはいつも、毎月第一日曜の16時~17時に
パイプオルガンの演奏会が行われていて、
入場無料で誰でも聴くことができる
(オルガン維持のための献金があるが、飽くまで任意)。
前々から行ってみたいと思っていたのだが、
なかなか今まで機会がなく、きょうようやく、
時間的余裕があった御蔭で、聴くことができた。

演奏は、戸澤眞弓・村上敬子の両氏で、
プログラムは『オルガン編曲による名曲集』。
 ホリンズ:トランペットメヌエット
 バッハ/ヴィエルヌ編曲:フルート・ソナタ第2番2楽章
 モーツァルト/リスト編曲:栄えあれ、まことのおからだ
 ツィポリ:パルティータ イ短調
 ギルマン:ヘンデルのユダ・マカベウスの合唱によるパラフレーズ
 バッハ:オルガン小曲集より 
  イエス、キリストよ、われ汝に呼ばわる
  愛する神にのみ従うのもの
 バッハ:最愛のイエスよ、われらここに集いて
 ワルター:ヴィヴァルディ氏による協奏曲
 ショパン/リスト編曲:前奏曲作品28-4
 リスト:コンソレーション第4番
 ワーグナー/カルク=エーレルト編曲:
  楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲

バッハのコラールのように、いかにもオルガンに相応しい曲もあったが、
それだけでなく、様々な楽器向けに作曲された作品を、
オルガン用に編曲したものが今回はいろいろと演奏されて、
私のような予備知識のない者にも、楽しい演奏会だった。

フルート・ソナタがオルガンで演奏されるのを聴くと、
なるほどパイプオルガンは鍵盤操作で演奏する「管楽器」なのだ、
ということが音から感覚的によくわかったし、
合唱曲では、パイプオルガンの音色の多彩さや音域の広さが、
人の声とは違った厚みを持って響き、興味深かった。
ショパンの曲もまた、声部ごとに音色の異なるオルガンで聴くと、
ポリフォニーとしての構成が、ピアノで聴くよりももっと
強調されたかたちで伝わって来て、発見があった。
リストによるオルガン編曲作品も、今まで知らなかったので、
今回聴く機会が得られたことは私にとってはとても良かった。

演奏内容については言うことなしだったのだが、
コンサートホールでなく教会のパイプオルガンなので、
楽器と演奏者席が、列席者の背後にあたる位置にあることと、
何しろ古い聖堂なので、座席が硬くて狭くて(殴)、
長時間座っているには快適とは言い難かったこと、
だけが難点だった(^_^;。