維新が新構想、「兵庫の東部」も大阪都に 神戸市民は猛反発「一緒になるなんて嫌!」(J-CASTニュース4月5日)
『「大阪だけでなく周辺10市くらいを合併し、尼崎や西宮を越えて神戸まで特別区にしたい」――日本維新の会政調会長の浅田均大阪府議会議長が、こんな独自の考えを述べたという。』『実現すれば「東京に対決する強烈な自治体ができあがる」と鼻息が荒いが、巻き込まれる側の神戸市民らは「馬鹿は大阪だけでやれ」などと怒り心頭だ。』
ちょっと以前のニュースなのだが、私も元・神戸市民として、
ここに出ている神戸側の反発感情が、ひじょ~~に(^_^;よくわかる。
一方的な「大阪都合」で勝手に「大阪扱い」されるのは、
間違いなく、神戸市民の逆鱗に触れることだ。
前も書いたが、世の中の多くの人は、
伊丹空港も宝塚大劇場も甲子園球場も、全部「大阪」だと思っている。
冗談ではない。すべて「兵庫」にあるものなのに!
いや勿論、私自身にも大阪が関西の代表であるという感覚はあるし、
ヨソの人たちが、大阪と兵庫(あるいは神戸)の区別がつかないのは
致し方のないことだと、愉快でなくとも理解はしているのだ。
例えば、島根と鳥取の位置関係がわからず、
出雲大社が鳥取県にあると思っている人たちが多いのと同じく、
遠くの人は現地に関わりが薄いから、曖昧な把握しかしないものだ。
ここでの問題は、そういう外側からの感覚ではなくて、
むしろ一方の当事者である大阪側が、
自分たちの意向ひとつで、神戸も大阪扱いして差し支えない、
と思っているかのような発言をすることなのだ。
『2013年4月4日、J-CASTニュースの取材に対して浅田氏は「大阪市内だけだと特別区人口は267万、東京23区(約800万)に比べてかなり小さいわけです。そこで再編が終わったら、周辺10市を合併、特別区として『グレーター大阪』とすることは前からいっていました。長期的な話ですが、伊丹市での話ですのでね、セカンドステップとしてさらに周辺に拡大し、尼崎、芦屋、西宮、伊丹、宝塚、そして神戸までをも視野に入れることも不思議ではないというようなことをお話した」と改めて説明した。』
東京に対抗したい大阪の、自己都合だけではないのですか(--#)。
神戸が「大都市・大阪の仲間に入れて下さい」と頼んだのならともかくも。
兵庫県の、経済圏の中心だけ吸い上げて大阪のタシにしようという、
得手勝手な発想にさえ聞こえますが、ワタシの被害妄想ですか。
兵庫県自体は、大阪府とは比べものにならない(!)ほど大きく、
北部は日本海側だし、南西部は瀬戸内で、
兵庫県全体の意識統一のようなことは、なかなか難しいとは思う。
地理的にかなり大阪に近い市町村になれば、
或いは、もっと抵抗なく大阪に同化し得るものなのかもしれない。
しかし、神戸に関しては、市民が昔から、
「自分たちは神戸であって、大阪とは違う!」
という感覚を持っていたことは、間違いのないことなのだ。
「神戸かて、大阪みたいなもんやん」
と外側から言われると、脊髄反射みたいに、
「全然ちゃう!!」
とまず反発するのが神戸市民だ。
ましてやそのようなことを、当の大阪側から言われたら、
神戸市民が受け入れる筈がない。
私としては、別段、「神戸は大阪よりエラい」みたいなことを
思っているわけではないし、大阪が大都市であることは認めている。
そういうことではなくて、もっとシンプルに、
兵庫は兵庫として、神戸は神戸として尊重されたい気持ちが強いのだ。
神戸のものは神戸のものとして、大阪側からも認めて貰いたい。
この記事中の発言が本当だとすると、まるで、
「大阪市が大きくなるために、神戸も使って……」
みたいな言われ方をしているようで、非常に不愉快になるのだ。
『日本維新の会では13年2月20日、幹事長・松井一郎大阪府知事が任期満了に伴う7月の兵庫県知事選、11月の神戸市長選でも独自候補を立てる考えを明かしている。』
兵庫や神戸で票を得たいと、本気で思うのであれば、
兵庫県民や神戸市民の感情に配慮した物言いをしないと、
要らない反発を買うだけだ。
どういう言葉遣いで、この『グレーター大阪』を説明するか、
どのようにして、県民・市民の反感を買わないようにするかが、
戦略の決め手になるだろう。
そこでしくじったら、得られる支持も得られなくなる。
それは構想の中身より遥かに重大な問題だと私は思っている。
お手並み拝見致します(^_^;。
ときに、某ブログで以前、見かけたのだが、
1983年『おもしろサンデー』の調査で、
『兵庫県民、特に神戸市民が大阪を嫌う一番の理由は、
阪神タイガースを大阪だけのものだと思っていること!』
というのがあったそうだ。
確かに、東京のジャイアンツ×大阪のタイガース、
だと皆さん思ってらっしゃる御様子ですね。
♪六甲おろしに颯爽と~~
って、六甲山って一体、どこの山やとおもてんねん(逃!)。