
先月、某ホールのフルコンサートグランドピアノの試奏会に行ったが、
きょうもまた、某区民文化センターでヤマハCFXの試奏会があり、
友人某氏が仲間に入れて下さったので、参加することができた
(ありがとうございました~!!)。
写真は、ステージに立たなければ見ることのできない客席風景、
ひとりだけ座っているのが、その友人某氏だ(笑)。
ああ、かのアレクサンダー・コブリンも見たのね、この景色を(爆)。
きょうは、さすがにハノンはしなかったが、
ツェルニー30番と、ショパンのマズルカ作品59-2を持って行った。
前回より更に練習できていない状態で試奏会を迎えてしまったが、
きょうは某氏と二人だけということもあり、
何かを披露するのでなく、とにかく練習のために弾く、と割り切った。
ツェルニーに至っては、練習曲を練習している、という滑稽さだったし、
マズルカのほうも、譜読みがだいたい出来ただけの段階だったが、
グランドで弾いて、自分で自分の音を確認できれば、と思った。
感想としては、あれがCFXの特徴なのか、それとも楽器ごとの個体差なのか、
私程度では詳しくわからなかったが、とにかく実に柔らかいピアノだった。
音も鋭角的でなくふんわりと響き、ペダルも軽くて意のままになり、
何をしても抵抗感の少ない楽器だという感じがした。
あれなら、マズルカはもっとペダルを控えても良さそうだった。
どんな打鍵をしても、何かに包まれているように音の輪郭がソフトで、
ペダルを使わなくても、音が裸にならないという感じだった。
うちのアプライトでこの曲を弾くときには、
ペダル(勿論、右の)を全く使わない箇所を作ると、
そこだけ突然に音が無防備になり、響きがおかしくなってしまうし、
かと言って、ペダルが固いので「ちょっとだけ踏む」のが難しいし、
どうしたものかと試行錯誤していたのだが、
きょうのCFXはペダル無しの音と有りの音の落差が、驚くほど少なかった。
12月の会で弾くときの、本番の楽器がもしもこのような状態だったら、
かなり弾き方を変えないといけないと思った。
勿論、実際に弾くときの会場はここのホールではないので、
楽器も全然違うし、多分、また別の意味で勝手が違うのだろう。
本番は楽器に慣れるまで、三回くらい弾かせて貰いたいものだ(爆)。
友人某氏のほうは、もうじき本番がひとつ迫っていて、
きょうは、そのための練習でもあったのだが、
前回7月の試奏会のときにも、某氏の演奏を聴かせて貰っているので、
あれから一ヵ月で、大きく完成度の上がったことが感じられた。
こういうことは、毎日練習しているご本人よりも、
久しぶりに聴く部外者のほうが、かえってよくわかるものではないだろうか。
こうして時々でも、たとえアマチュア同志でも、
演奏を聴き合うことは意義のあるものだなと、きょうは思った。
友人の進境を目の当たりにすることには、
大袈裟な言い方かもしれないが、やはり感動があったし、
私もまた、今の自分なりのレベルであっても、
少しでも良いものが弾けるように、これからまた頑張ろうと思った。
……と爽やかに決意したようなことを書いておきながら、私のことだから、
12月になったら結局またしても、「弾けてないよ~」と言っていそうだ(汗)。
そもそも私がヘタでなかったことなど無く、それは皆も知っているのだから、
「見苦しい言い訳をしない」というのも、今後の私には大事なことだな(^_^;。