・似たもの
先週金曜で中間考査の終わった娘は、束の間、平和になり
(=まだ答案が返却されていないので)、
きょうは主人と娘は連れだって、午後から漫画喫茶に出かけた。
昨夜から、二人の間でそういう約束が出来ていたのだそうだ。
折しも、先日から『HUNTER×HUNTER』のテレビアニメが始まり、
それと同時に、主人の書斎にも娘の勉強部屋にも、
『HUNTER×HUNTER』のコミックスが散らばっているようになった。
……このふたりは見た目だけでなく考えることまで、とても似ている(^^ゞ。
私自身は、高校生の頃、親に突っかかるような娘ではなかった(と思う)が、
かと言って、父親と趣味が同じで意気投合、ということも全くなかった。
いつか娘が下宿生活など始めて、家から居なくなったら、
がくーと脱力するのは私より主人だろう。
そういえば娘は、「反抗期もあったが、もう済んだ」と言うのだが、
一体いつが彼女の反抗期だったのか、私は全然記憶がない。
本人は、些細なことで腹が立った時期があったというのだが、そうだったっけな??
私が、じーちゃんやばーちゃんのことで奔走していて、気づいていなかっただけか。
・「早期手術を受ければ命が助かったのに」?
先日来、「ジョブズは早期手術を受ければ命が助かったのに拒否した」
という記事をネットで見かけるようになったのだが、
「助かった」とまで言い切るのは行き過ぎではないかと、私はやや違和感を覚えている。
私の見た記事では、スティーブ・ジョブズは最初にガンだと言われたときに、
「すい臓がんの5%に相当する、進行の緩やかな神経内分泌腫瘍」と診断され、
すぐに手術を勧められたのだが、「体を切開されたくない」と言って拒否したそうだ。
結局、9ヶ月たってから手術を受けたが、既に転移があったという。
しかし僅か9ヶ月で確認可能になるほどの転移が出来ていたのなら、
最初の手術が早期に行われていても、いずれ転移が出現した可能性はあるのではないか。
目で見てわかるようになるよりずっと以前から、既に転移は始まっているのだから。
いずれにしても、実際に選ばなかった治療方法については、すべてが仮定の話になるので、
「早く切っていればなおった」かもしれないが、同時に、
「切っていても結果は同じだった」かもしれない、と言うしかないだろうと私は思う。
ただ、診断から7年も長らえたこと自体は、決して悪くなかったと思うのだが、
本人が「手術を早期に受けなかったことを後悔していた」のは不幸な結末だった。
どのような闘病でも、患者本人の納得感が非常に大切だと私は考えている。
・宝塚雪組『仮面の男』
私は観ていないが、9月の宝塚雪組大劇場公演『仮面の男』(脚本演出・児玉明子)は、
観客からの評判があまりにも悪く、歌劇団がそれを認めるという異例の事態になり、
ファンからの意見を容れ、21日に開幕した東京公演では大幅に改作されているらしい。
DVDも通常は大劇場公演で収録されたものが発売されるのだが、今回に限っては、
東京公演版で製品化されることが決まっており、つまるところ、
そのあまりにもブーイングの大きかった大劇場公演版は、二度と見ることのできない、
幻の公演となってしまった。
……こうなると、俄に貴重になるではないか。観たかったな(殴)。
その、大劇場公演のときの劇評を探してみたら、これまた物凄かった。
『まともな活劇ではない』『まさに口あんぐり』『まあ一事が万事そんな感じ』
『全体的になんだかごちゃごちゃした感じばかりが残って』等々とあり、
だのに、ついている見出しが『アイデア満載!』、
……なかなかの混乱ぶりではないか(逃)。
21日初日で現在公演中の東京宝塚劇場公演での評は、このようになっており、
確かに、全体的に改善されている気配は感じられる(逃×2)。