イーヴォ・ポゴレリチの弟ロヴロが、来年12月に来日する。
ロヴロ・ポゴレリッチ[ピアノ](PRO ARTE MUSICAE)
招聘元プロ・アルテ・ムジケのサイトを見ると、紹介文に
『ポゴレリチ家、鬼才の遺伝子がなせる驚異のピアニズム』
『イーヴォ・ポゴレリチは兄』
とあるのだが、私がCDを聴いた範囲では、
ロヴロは少なくとも「奇才」や「エキセントリック」ではないと思う。
『イーヴォの弟』というのは、続柄の点では事実だが、
イーヴォ・ポゴレリチの確立したイメージは、既に強烈なもので、
その言葉から、聴き手はどうしても、よけいな先入観を得てしまう。
それは果たして、ロヴロにとって有益なことなのか、どうか?
ミヒンの最速クラシックCDインフォメーション(2010年05月09日)
ロヴロ・ポゴレリッチ/リスト INTRADA
リスト:
1. ピアノ・ソナタ ロ短調
2. オーベルマンの谷(「巡礼の年 第一年:スイス」より)
3. バラード 第2番
4. 水面を渡るパオラの聖フランチェスコ(「二つの伝説」より)
イーヴォ(ここ数年限定の)を聴いて怒ったり呆れたりする人のほうが、
むしろ、ロヴロの演奏を気に入るのではないか。
そしてイーヴォ・ファンの人が彼の面影をロヴロに求めようとしたら、
その点においては、きっと失望するだろうと思う。
・・・のだが、しかし私は生でロヴロを聴いたことが、まだ一度もない。
実際に演奏会に接したら、案外、「まさしくイーヴォの弟だった!」
という手応えを得て狼狽(?)することになる、かもしれない。
だから、現時点では、とりあえず断言はしないでおこう。
そういえばイーヴォのほうは、
来年あたり日本に滞在してマスタークラスをやりたい、
とかなんとか、5月頃に勢いで(爆)発言していた記憶があるのだが、
あの話はあれから一体、どうなったのだろう。
よもや実現して、久々に兄弟が日本でコンニチワ、
・・・は、ないだろうな、やっぱり(逃)。
それにしても、『鬼才の遺伝子』、って・・・・(^_^;)。
どんだけ特異な塩基配列になってんでしょか。
ちなみにプロ・アルテ・ムジケは、同じクロアチアの、
ケマル・ゲキチを招聘している会社でもある。
ケマル・ゲキチ[ピアノ]