宝塚OGシメ(紫苑ゆう)さんが、毎年、神戸で開催している、
ディナーショウ『再会』を、私はここ数年必ず見に行っているのだが、
2009年は『再会』十周年を記念して、バウホール公演をやる、
という発表が、昨年、シメさんご本人からあった。
が、詳細が明らかになってみると、日程が10月30日~11月3日で、
あまりにも私には都合が悪すぎる、とわかった。
バザー前々日準備の日に始まり、村の秋祭り当日に終わるって(泣)。
ということで、私は、人一倍、これを楽しみにしていたにも関わらず、
今回の公演を、ただの一度も観ることが出来なかった。
シメさんが舞台に立たれる機会は、非常に限られたものなので、
私は千載一遇に等しいチャンスを逃すことになる、
と自覚していたが、この日程では全くどうしようもなかったのだ。
紫苑ゆう公式サイト Legend of Shion
行った友人のメールによると、実に良かったようだ。
今回のバウ公演は、一幕30分、二幕50分という構成で、
共演者は、なーちゃん(大浦みずき)と同期の未央一さんだったそうだ。
シメさんは、軍服も黒燕尾も、現役時代同様に素晴らしく似合って、
当時を知る者にとっては懐かしい「シメさんワールド」全開、
その舞台姿は、現役トップと言ってもなんの不思議もないほど、
相変わらず美しく、見事な男役ぶりであったとのことだ。
(公式サイトによると、音楽は吉崎憲治先生の書き下ろしで、
更に黒燕尾の場面の振付をかって出てくれたのは
ヤン(安寿ミラ)ちゃんだそうだ。なんて豪華で、良い話なんだ。)
宝塚に対する、惜しみない『愛』を訴えるシメさんの姿は、
これからも大切に宝塚を観よう、という気持ちにさせてくれた、
と友人はメールに書いていた。
シメさんほど、宝塚を愛し抜いたトップスターは居なかったし、
退団後もなお、宝塚を愛していると公言してはばからない、
熱い卒業生もまた、シメさんをおいてほかにないと、私も思う。
宝塚歌劇団は、もはや、昔のままとは言えないだろう、
と私は正直なところ、年々、観ていて感じるのだが、
それでもシメさんの、宝塚を思う気持ちは少しも揺らぐことがない。
それは毎年の『再会』でも、痛いほど感じられる。
来月行われる恒例の『再会』には私も行く予定にしており、
そこでは今回のバウ公演の逸話も聞かせて頂けるようなので、
とても楽しみにしている。
また、今回、会場にはCSのテレビカメラも入っていたそうなので、
公演の模様が、いずれなんらかのかたちで、
テレビで観られる日も遠くないのではないかと思われる。
宝塚を愛して愛して愛し続けているシメさんの心は、
きっと画面からも伝わることだろう。
放映を楽しみに待ちたいと思う。