『音楽の友』9月号を買った。
『2010に聴き逃せない 鍵盤楽器』のページに、
「イーヴォ・ポゴレリチが5月に前回キャンセルのリベンジを予定」とあり、
『2010年来日演奏家カレンダー』の一覧表の中にも、ちゃんと、
2010年5月の欄にイーヴォ・ポゴレリチの名が掲載されていた。
ここまで言うのだから、とりあえず来日を予定しているということは、
現段階で、確かなのだね!?信じるよ??
まぁ、私に限らず、彼のファンは、既に鍛えられているので、
来ると言っても来なかったり、弾くと言っても弾かなかったり、
本当に演奏会があってもプログラムが全部違ったり、
等々のことは、なんでもアリだとわかっているが、それにしても、
最低限、来日予定の文字を見ることが出来たのは嬉しかった
(凄く、志が低いです・爆)。
また、『旬なアーティスト 選考委員会2009』のページでは、
注目すべき「旬」なアーティストの、鍵盤楽器のところで、
30名弱のうちのひとりとしてポゴレリチが選ばれていて(O_O)、
記事中では、
渡辺和彦氏「ポゴレリチなんかは、いま完全に迷っちゃってますよね。
半分壊れてさえいる」
青澤隆明氏「問題は、なぜ彼がいま、あのような世界を
故意に提示してみせるのか。
誰も行っていない場所に踏み込みそうな気配はあります。
ただそれを「旬」というのか、地獄の夜と呼ぶのか。
あれほど荒涼たる精神世界は、なかなか味わうことができない」
等々と言及されていた。正直なところ、ビックリだった。
私は長年の熱烈なファンではあるが、
その一方で、ポゴレリチについての客観的な評価は
自分はよくわかっているつもりだと、タカをくくっていた。
つまり、10年以上レコーディングをしたことがなくて、
2000年以降、東京で3回、大阪で1回弾いただけ、というポゴレリチを、
目の離せない現在進行形の演奏家だと捉えているのは、
よくよく熱心でマニアックなファンだけだ、
と、ついさっきまで思い込んでいたのだ。
申し訳ありませんでした(逃)。
渡辺先生、青澤先生、ありがとうございました。
『音友』という場で、取り上げて下さって、とても嬉しかったです。