梅蘭芳 世界を虜にした男 | 転妻よしこの道楽日記

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加藤 徹氏の《梅蘭芳 世界を虜にした男》を買った。
毎度、何かの拍子にハマるとしばらく追求する私の病気だ。

映画のノベライズ本では触れられていなかったことが
評伝のかたちで様々に紹介されていて興味深い。

これを読んでいて感じるのは
ひとりの天才が花開くためには
彼を支えるブレイン集団が不可欠であったということだ。
どんな偉大な芸術家も本人ひとりでは世に出られない。
今で言う《チーム○○》が、その芸術家のために存在し、
なおかつ、チームの構成員の質が抜群に高かったとき、
天才は世界にその名を知らしめるほどの飛躍が可能になるのだ。

そう考えると、梅蘭芳とは逆に、
チームを持たなかった、あるいは持とうとしなかったために
才を埋もれさせた人も少なくなかったのかもしれない。
チームの支えを持たない芸術家に可能なのは、
せいぜい、限られた場所での成功だけであることが大半だろう。