
さきほどの鬼の雪隠やまな板の近くに、「亀石」があるのだが、
あたりは田園地帯で、家屋と田畑が続くのどかな風景なので、
それらの間に観光名所が点在しているのは不思議な感じがした。
亀の背中側は天然石のままのようだが、
顔のあたりは細工されたものだということがわかる。
推古朝の頃のものだという説があるが、
誰がどういう目的で造ったものかは不明であるらしい。
ユーモラスで可愛い顔をした亀に見えるが、
この亀が生の国と死の国を分ける位置にいるのだそうだ。
亀石から南側は古墳の多い「死の国」、
北側は別の家並みが連なる「生の国」、ということだった。