まわりのもんがイライラしとっても・・・ | 転妻よしこの道楽日記

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最近の私の生活時間帯は、朝の片付けを終えたら家を出て、
午前中10時前後から午後2時頃まで病室にいて、
一旦、自宅に戻って買い物をしたり夕食の用意をしたりして、
また夕方4時頃から病室に戻り、6時前後までいる、というものだ。
夜は7時から8時頃までは、勤め帰りの主人が寄ってくれることが多い。

と言っても、姑が目覚めたら話しかけてみたり、
呼吸がおかしかったらナースコールをしたり、
ネプライザーが終わったら外して返しに行ったり、
点滴が終わったら看護師さんに知らせたり、
・・・という程度のことをするだけで、
あとは、完全看護だから、私などは、居ても何の役にも立っていない。
ただ、変わったことがないかどうか、見張っているだけだ
(主人などがいると、『見張り』の緊張感がみなぎり、
若い看護師さんは、薬をこぼしたり管の中身をバラまいたりと、
ロクなことがなく、いっそ我々など、いないほうが姑のため、
とさえ言えるかもしれない)。

そんな具合で、8月19日に入院してかれこれ三週間は経ってしまった。
高齢だし基礎疾患もいろいろあるので、私はそもそも、
ゆっくり療養するのは一向に構わないと思っているつもりだった。
しかしさすがに昨日は、せわしない呼吸をしているばかりの姑を見ていたら、
もう、胃瘻手術このかた、合併症でかえってひどくなってしまって、
だのに先生は無口だし、看護師さんは当たり障りのない話ばかりだし、
・・・と思えて、ふつふつ、じりじりと、変な焦燥感に苛まれ、
しまいに、夕方前、ひとりで勝手にキレかかった。
毎日毎日、発熱と呼吸困難と出血で、つらい思いをさせるばかりで、
ばーちゃんのために全然なっていないし、胃瘻は失敗だった、
こんなことなら治療なんかもういい、
さっさと退院して佐伯区の家に帰ろう!とまで思った。

だが、それはいくらなんでも先走りすぎだと我ながら反省して、
その考えは口に出さずにすぐ撤回した。
現実問題として、今、退院などしたら、
輸血も投薬もできなくなるか、非常に困難になるし、
姑は自宅ではあっという間に衰弱してしまうだけだ。
おそらくは、もっとしんどい思いをさせてしまう上に、
姑は、ほぼ確実に助からないということになるだろう。

それで、今朝はまた、気を取り直していつも通り病院に向かった。
そうしたら、なんと、手術以来一週間超になる今日、初めて、
ほとんど、胃からの出血が、なかった。
開放した胃瘻から出ている管には、緑っぽい消化液のようなものが
泡と一緒にところどころたまっているだけで、
今までのような赤黒い出血は、全く、見えなかった。
発熱も、今のところ肺炎の所見はないそうで、
出血したことへの反応としての熱だろうと看護師さんが言われた。
ここ二日ほどの輸血が効いて、貧血も改善したとのことだった。

ああ、本当に、舅は偉かった。
『まわりのもんが、いらいらしとっても、病人は、ようならん』
というのは正しかった。
じーちゃん(T.T)。