初日:共学中学 入試 | 転妻よしこの道楽日記

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娘にとっての入試初日は、私立共学中学から始まった。
説明会で私がかなり感銘を受けた例の学校だが、
説明会そのものは市内の某ホテルで行われたので、
学校の校舎まで行ったのは、実は、母娘とも、きょうが初めてだった(爆)。
JRとバスで小一時間かかって、乗り継ぎがうまく行くかどうか心配だった。
下見くらいしとけよ!と呆れられそうな話だが、
正月早々、私がカクランしたものだから、結局、出来なかったのだ。

『なんで緊張するん?テストやるのは、どこへ行っても同じやん』
という、かねてからの言葉通り、娘は昨夜も爆睡、起きても全く普通で、
こいつはエラいのかニブいのか、私には完全に不明だった。

某進学塾の出した出願速報によると、ここの志願者数は1000名弱で、
娘の受験番号は900番台。私は本当に出遅れた母だった(^^ゞ。
正門で同じ小学校のお友達に出会って、何番?という話になり、
先方は400番台で、お友達は娘の番号を見てウケまくってくれた。

門を入ったところには塾の先生もいらしていたのだが、
娘は私の予想通り、こそこそと教室に行ってしまったので、
仕方がないから私が満面の笑顔で挨拶しておいた。
「夕べ、寝られました?寝られた、そうですか!じゃあ大丈夫だ!」
と、先生は、本来子供に言うべきことを、
しょーがないので私に言って下さった(^_^;)。

うちの塾は先生が数人、立っていらっしゃるだけだったが、
ほかの塾は、私が楽しみにしていた通り、
旗を持って、たくさんの先生方が並んで、
受け持ち生徒を側に呼んでは、最後の激励をしていらした。
それはそれで、なかなか感動的な光景だった。
どの子にとっても、きょうは決戦なのだ。

さて、子供が入ってしまうと、それ以上することがないので、
私は回れ右して一旦、帰宅した。
JRで小一時間の距離だったが、四時間も控え室で待つよりは
帰ってまた出直したほうが、家事もできるし、ラクだった。
掃除して洗濯して、ついでに昼寝もしてやった(^_^;)。

終了時刻の二時半に着くように家を出て、
最寄り駅で娘の好きな鯛焼きを買って、朝と同じ正門前に行ったら、
ちょうど、娘が校舎から出てくるところだった。
こういうときの保護者の心得として、大事なのは、
『どうだった?』などと問いつめてはいけない、ということだ。
『できた?』なんて尋ねても、子供は答えに窮するものだ。
私は賢いマニュアル母、既に対処は万全だ。
・・・と自画自賛しつつ、また満面にっこりで、
「お疲れ様~!鯛焼き買ってあるよ、さあ帰ろう♪」
と言った。

娘「ねえっ、理科が、理科がヤバいっ。算数は、書いた!
 ・・・でも、できとるなんてことはあり得んか、げー、どーしよう。
 社会は、びみょ~。なんかようわからん資料問題が出たんよ。
 国語、一応、ちゃんと読んだとは思うんだけど。
 ああ、でもしまった、やだっ、今、気づいたよ、
 漢字の問題で『穀倉』を『穀物』って書いちゃった!


・・・・・・・・・・・・・・・をい(^_^;)。
訊いてもないのに、本人が、開口一番、出来を一気に喋っちまったぜ。

娘「『近畿』の『畿』ってなんの意味?『都』で合ってる?
 被爆者援護法なんかの取り組みをしている省庁って、どこ?
 五箇条の御誓文が出たときの、天皇の住まいって、東京?京都?
 博多と福岡の違いって、博多は町人の街、福岡は城下町、でいい?」

えー。いやー。その。そんな矢継ぎ早に、私に聞かれても。
済んだ試験の答合わせはするな、と塾で言われなかった?
二番目のは多分、厚生労働省、三番目のは『京都』だと思うが。

娘「あああああシマッタよホントに、やっちゃったよ!
 理科のねえ、酸素と水素のつぶを合わせて水をつくるのが
 もう、つぶの数とグラム数でこんがらがって、
 もうもうもうもうカンで答え書いてさー。
 できたの生物単元だけ。あと四題、全部苦手なのばっか。
 これって駄目かもーーー!!」

んなこと言っても、出しちゃった答案のことは
駆け戻って訂正できるわけもなく、今更どうしようもないんである。
うそー、私ってアホアホ!みたいな勘違いやケアレスミスは、
多分、みんなが大なり小なりやらかしている。
こんな問題、見たことない!できん!という動揺だって誰しもある。
そのうえでの合否判定なんだから、平等だ。それが実力だ。
あとは、受験番号や名前を、忘れずに書けていることを祈るのみ(爆)。


帰りの電車では、私の背後で、男子生徒のお母様とおぼしき、
女性ふたりが、落胆した声で話し合っていらした。

母A「塾にやり始めた当初はねえ、○中を受けさせたかった。
 でも成績が伸びないから、あきらめました」
母B「うちも駄目なんですよ。特に算数がねえ」
母A「直前まで迷ったんですけどね。やっぱり駄目!って思って。
 どうせ受からないから、受験料が無駄と思って、出願やめました」

そんなーーー。受けさせたいなら、願書出せば良かったのにーーー。
それに、受験料は合格証代じゃないよ、合否判定料金だよ?
そう思わなかったら、こんなアパなのに、この学校を受けに来た、
うちの娘のことなんか、どーしたらいいのか(^_^;)。
娘の点数や偏差値を聞いたら、お母さん絶対元気出たと思うよー。
塾の最後のテストまで、算数30点台だったもん(爆)。

なお、本日の共学中学の発表は、28日に速達で来る。掲示は、なし。
即日か翌日発表の多い中学入試の中で、
ここだけは例外的に合否判定まで四日も費やすスケジュールだ。