不躾でござんした | 転妻よしこの道楽日記

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午後、BSで、宝塚歌劇雪組の『青い鳥を捜して』を観た。
2004年最後の大劇場公演で、今観ても実に出演者の層が厚く、
技術的に安定した人が多く、素晴らしい布陣で臨んだ公演だったと思う。

にも関わらず、私は実は、きょうは観るのがちょっと苦痛だった。
というのは、まず一つには、いつも書いている通り私はテレビがダメで、
生観劇をしていない舞台の録画だけを観るのは、元来、得意ではないからだ。
これだけ充実したキャストなら、生で観たらどんなにか面白かった筈なのに。

そしてもうひとつ悪かったのは、きょうは土曜なので主人が休みで、
すぐ隣で「少年サンデー」を読みながら、ごろごろしていたことだった。
というか、そもそもテレビは主人の部屋にしかなく、
「おい、宝塚やってんぞ」
と主人が呼んでくれたから、私はこの番組を観ることが出来たわけだが、
この人が、要らんツッコミばかりいれるので邪魔でしようがなかったのだ。

たとえば、フィンセント(朝海ひかる)が
「俺は捨て子だから」
と言ったら、主人はヨコ目で見ていただけのくせに、すかさず、
「えっっ、ステテコだったの!?」
くだらん(T.T)。いいから黙っとってくれんか。

さらに不幸なことに、脚本がスゴかった。
さすがダーイシ(石田昌也)先生のセンスは強烈だ。
これでもか!なベタな展開の連続で、ギャグもサムいし、
それがダーイシ先生の味わいなんだろうかと思いながら観ていたら、
挙げ句の果てに出てきた修道女フローレンス(邦なつき)の台詞が。

「わたしは、どうしても、親子の名乗りが、できなかった

私「『瞼の母』かっっ
夫「『一本刀土俵入り』みたいやね

ううう(T.T)。
せっかく豪華キャストの雪組公演を観ているのに、こ、こんな筈では。
期せずして、私まで主人と同じ方向でツッコんでしまったぢゃないか。
だけどどう考えても、この台詞じゃ、新派か新国劇ですよね!??
『全米シェアトップ「エルグランド社」御曹子の秘められた過去』、
なんつー設定は、今の一言で蹴散らされてしまいましたよ!?

夫「しがねえ姿の土俵入りでござんす、って、
 旅合羽 (たびがっぱ)で去ってくんだろ、ステテコ太郎が」

そんな話ぢゃないってば(T.T)!!