昨日の、マンション管理組合設立総会は凄かった。
午後から用事が多く、くたびれ果てていたうえ、
『理事とかなんとか、誰もせんわな。じゃんけんか。アミダか。
問題は、上の階から来るか、下の階から来るかってことか』
という程度の関心事で会場まで出かけた私は、総会が始まるや否や、
あちこちの席から何人もの男性が、管理規約を片手に、
管理会社に向かってビシバシ突っ込むのを見て、
ただただ、くちパクパクになってしまった。
昔いた職場では、堂々たる意見や質問で会議を長引かせる男性に限って、
いざ、責任者や代表者を決める段になると、
『皆が平等です。民主的に』とか『女性に活躍の場を』などと言って、
自分が引き受けないことを多弁に正当化しようとしたものだったが、
昨日の人たちは、そのように入り組んだ思考回路はしていなかった。
大きな声でハッキリ意見を言った人たちが
立候補及び推薦により、そのまま各役員になった。
偉い。これでいいのだ、かくあるべし、と私は思った。
数十人の人間が集まっていて、それぞれ適性も事情も異なるのに、
誰が役員になっても全く同じような組合運営が実現できる、
などというバカなことがある筈がない。
適任者は居て当然だし、積極的な意見のある人は遠慮せず前に出ていい。
そして、集団の中から誰かが代表として立ってくれたなら、
あとの者は基本的にその人を支援する立場を取るべきだろう。
他人に、責任ある役職について貰い、自分は気楽な背後にいて、
他人の仕事の不備に関して気づいたことだけを次々と指摘する、
というのは最も見苦しいことだと私は思っている。
それはともかく、昨日は一戸からひとりは出なくてはならなかったのだが、
東京から戻ったばかりの主人は仕事が多く、深夜帰宅がわかっていたので、
私が塾帰りの娘を拾い、滑り込みで間に合って出席した。
こんなところに子連れで来るなんて我が家だけだろうか、
と申し訳なく思ったが、私よりも更にあとに、
赤ん坊を抱っこして乳児の手を引いた若いお母さんが来られて、
「うちよりウワテがいた(^_^;)」
と、ちょっとホっとした。
娘は、私の隣の席で、『中学入試問題集 算数 6年』をやっていた。
話など全然聞いていないように見えたのに、管理会社の人が、
「それでは、どなたか立候補はありませんか」
と最初に言ったとき、娘が右手を挙げたので私は仰天した。
管理会社の人もサっとこっちを見た。
が、娘は、ただ、問題が全然解けないので、頭を掻いただけだった(爆)。