きょうから姑は、舅宅のごく近くにある特養に入所することが出来た。
舅が選んだ特養だったので、希望が叶ったことを嬉しく思っている。
姑は毎度のことながらご機嫌だった。
朝、私が五日市の老人保健施設K苑に迎えに行ったら、
姑はもうすっかり支度が出来ていて、
職員さんや看護師さんが別れを惜しんで下さっていた(^_^;)。
担当して下さった女性職員さんが、
「いつもニコニコ、優しいおばあちゃんだったので、
ほんとに楽しく過ごさせて貰いました。きょうから寂しくなります」
と言って下さり、私は申し訳ないやら有り難いやらで泣きそうだったが、
一方、姑は『そんなこたないんよ。またすぐ来るけえね♪』と明るかった。
私が到着した30分後くらいに、これからお世話になる特養T園から、
職員さんが車で迎えに来て下さったので、
K苑から直接、T園に向かうことになり、私も同乗させて貰った。
車椅子を固定した場所の隣に、座席があったので、
私は姑と並んで座った。
『ええ天気じゃね』『うちも広島出身なんよ』『あんた大変じゃね』
などと、脈絡のない話を楽しくしながら(^_^;)、
小一時間ほどで特養T園の前に到着したのだが、
車から降りるなり、ばーちゃんは私を見て満面ニッコリになり、
「おや!こんにちは!久しぶりじゃね、来てくれたんね!」
と言った。さっきまで誰と会話してたんだ~~~(^◇^;)?
T園は今までもショートステイで随分とお世話になったので、
施設の様子もわかっているし、職員の方々とも顔見知りだ。
姑は、ほとんど「お帰りなさ~い」に等しい調子で迎え入れられた。
姑も「こんにちはー」と意味不明ながらやはり明るかった。
人見知りしないし、何事にも肯定的で、何かと明るくて、
ばーちゃんは、ほんとに偉いな~、と私は改めて思った。
努力で出来ることではないから、ばーちゃんは生来、
こういうふうに、性質の明るい、まっすぐな人なのだろうと思う。
そのあと、私は、一旦、姑の割り当てられた部屋に行き、
荷物の整理をしたのだが、会話が途絶えると、姑は居眠りを始めた。
やはり、朝から車で出かけてきて、疲れていたのだな(^^ゞ。
契約に関する説明があるというので呼ばれて、私が部屋を出るとき、
姑は、ほとんど船を漕ぎそうなくらい眠くなっていて、職員さんが、
『こんにちはー。僕、わかるー?覚えとるー?』
と顔を覗き込んで起こそうとしたら、姑は目を開けずに、
『覚えとると思うよ・・・・』
と答えた。かろうじて、辻褄は、合っているようだった(^_^;)。