家族3人、朝八時半の「のぞみ」で広島を発ち、東京に向かった。
この日は、単独行動する主人と品川で別れ、私と娘は一緒に日比谷に向かった。
我々はまず、東京宝塚劇場で宙組「ファントム」3時半公演を観劇した。
今回は2階のてっぺんのBB席で、舞台をほとんど真上から観た。絶景だった。
とりわけ、ファントムが絶命する最後の場面を、
真上から見下ろした角度の舞台写真は多分ひとつもないと思うので、
私は素晴らしくオイシイものを見せて貰えたと大満足だった。
この公演は阪急交通社の貸切公演で、
こういうものの常として、宝塚OGが司会をしたのだが、
この日はそれが、早乙女幸(さおとめ・さち、愛称りんごさん)だった。
彼女は雪組在団中、『この恋は雲の涯まで』で酋長の娘チャレンカを演じて、
そのときの恋人役が確か、今回の宙組主演者・和央ようかだった(^_^;)。
あの、のっぽのトンギャマがファントムになったよ~~、りんごさ~ん、
と私は、しばし、ほとんど意味不明な感慨にふけった。
さて、公演後、今度は帝国ホテルからタクシーに乗り、
友人たちと私(と娘(^^ゞ)は新高輪プリンスホテルに向かった。
「飛天」で和央の会・お茶会があったからだ。
我々の席は、これまたマニアックにオイシイ席だった。
最後尾のブロックだったのだが、通路をはさんだ列で、
しかも会場入り口の扉がほとんど障害物なしに観られる場所だったのだ。
だから、和央ようかの入場が最初に観られ、退場も最後まで見届けられた。
入って来たときの彼女を見て、古い友人のSが、
「たかこ嬢、貫禄ついたね。大浦(みずき)様かと一瞬、思った。似てきたね」
と言っていたが、私も同感だった。
ああいう極限の緊張状態で磨かれ続けると、
人間、何か特別な後光が射して来るものなのかな~、と今更ながら思った。
大浦みずきには独特のオーラがあると思ったものだったけど、
あれは彼女個人に由来するものだけでなく、
ある種の境地に至ったトップスターだけが持つオーラだったのかも。
ともあれ、楽しいお茶会だったが、なんだかんだと遅くなり、
品川から新宿まで帰ったらもう夜中の11時で、
夕食を取り損ねた我々はさながら欠食児童だった。
一方、ホテルにたどり着いたら、主人が先に戻ってきていて、
彼はどこぞの中華オーダーバイキングで尋常でなく食い過ぎたそうで、
すっかり、のびていた。