娘は相変わらず忘れ物クイーンだ。
先日も、夜、時間割を合わせながら、
「へっへ~。きょう、忘れ物しちゃったぁ」
と言うので、何を忘れたのかと尋ねたら、
「算数一式!」
胸張って言うな。
昨夜も、ランドセルを開けて娘が
「ひょえ~」
と奇声を発したので、何事かと問うたら、
「連絡帳、学校において来ちゃったぁ」。
それじゃ、明日何を持っていくか、わからないんじゃ……?
「チッチッ。そ~れが奇跡的なことに!きょうは、時間割、全部覚えてましたぁ!」
記憶は正しいのかよ。まったく。
「覚えてなかったら全科目持っていくしかないとこだった」
一度そういうメにあったほうが、キミのためかもね。
さて、さきほど、娘が帰ってきた。
二階の部屋に上がって来るなり、自室に飛び込み、
ベッドの上に置きっぱなしになっていた体操服を指さしながら、
きゅうきゅうと笑い崩れている。
私「どした?」
娘「きょう、体操服、上だけ、忘れて」
私「おいおい」
娘「洗濯もの取るとき、間違えて、これ、持っていってたんだよぉ」
と、娘が体操着袋から取り出したるものは、なんと、
常日頃、主人が着ている、紳士用・半袖丸首肌着・綿100%。
私「で、どうした!?かわりのもの、学校で借りたとか?」
娘「いんや。これ着た」
私「え」
娘「(洗濯したから)まだ乾いてないんでしょ、って言っといた」
私「みんな、笑わなかった?」
娘「別に♪」
おとーさんの下着を、しどけなく着て体操をする娘を、私は想像した(悶絶)。