友人に聞いた話なのだが、中学1年の息子さんが先日、
「私のライフサイクル」という宿題を学校から出されてきたのだそうだ。
今後、何歳で何をしているか、自分の人生設計はどのようになっているかを、
予想できる範囲で考えて、各自書いてみましょう、という課題だ。
13歳の男の子にとって、高校卒業、あるいは大学卒業以降の人生など、
ほとんど具体的には思い描けなかったようで、
彼女の息子さんは、この宿題をするのにかなり困ったとのことだった。
息子「おかーさん。25歳のとき、何してた」
友人「あんた生んだ」
息子「よっしゃ。25歳、第一子、誕生、と」
友人「……(^_^;」
息子「ほいじゃね、次。30歳で、何してた」
友人「○○(次男)生んだ」
息子「それにしよう。30歳、第二子、誕生」
友人「……」
息子「じゃあ、35歳は?」
友人「なんもない。今と同じ。仕事してた」
息子「ふぅん。じゃ、俺、35歳で若死に」
友人「おいっ」
息子「だってえ。あと書くの、めんどくさいもん」
確かに、そこで終わらせれば、あとはもう、書かなくて良い。
なんつー現実的な解決策。畏れを知らない13歳ならではの感覚だ(^_^;。
「はれ ときどき ぶた」シリーズみたいに、
そこからヘンなもんが芽生えてしまって現実になったらどーするの、
と今の臆病な私なら思うが。
この話を聞きながら、私も思い出した。
私自身、中学2年のとき、やはりこの種の表を書いたことがある。
確か私は、学業を終えたら就職せずにしばらく家事手伝いをしてから、
見合いをし、23歳で結婚しているはずだった。
14歳当時、それが私の理想の人生だったのかな???
それとも思いっきり現実的に考えた人生が、それだったのか。
なんにせよ、実際には私は、23歳頃には既につまづいていて、
予定が完全に狂っていたな。
そういえば、その表のオシマイのほうには、
「75歳、夫死亡」なんてのも自分で書いていたっけ(^_^;。
面白いかもしれないと思ったので娘を呼んで、
「ライフサイクル」なるものを書いたことがあるかと尋ねてみた。
「自分年表でしょ」
と娘は言った。
「書いたことはないけど、計画なら、あるよ」
どんな計画かと、興味津々で私は訊いた。娘は言った、
「中学行って、高校行って、大学行って、仕事して、
30歳で結婚して、35歳くらいのとき子供はひとり」
……全然おもろなかった。