(その1)
入居して一ヶ月の官舎だが、またしても変なことになった。
我が家の真上の家から水が漏ってきて、台所の床に水たまりが出来たのだ。
営繕課に言って調べて貰ったら、
うちの天井裏(上の家の床下)を通っている排水管のパッキンが駄目になっていて、
更に、上下二軒を遮っているはずのコンクリートにもヒビが入っていて、
上の家の台所の排水が、毎日、僅かずつ漏れてきていたのだそうだ。
うちの天井裏は水浸しで、我が家の天井には大きなしみが広がっていたが、
我々は無頓着だったので、それらが限界を越えてしみだし、床が濡れて初めて、
上を見て、事態に気付いたのだった。
これから天井ひっぺがして修理の日々なんだろうか(汗)。
修繕費は、一体、誰が持つのだろうか(大汗)。
(その2)
暖かくなったせいか、このところ自宅の庭とその付近に、
雑草が一斉に顔を出して来た。
綺麗好きの舅はこれが我慢できず、
先日、自分で除草剤を買ってきて、撒いた。
「1万円、撒いたんじゃ。しばらく触るなよ!」
と彼は言った。舅のご託宣なので、私は大手を振って庭の掃除をさぼった。
あれから一週間は経っただろうか。
今朝、私が回覧板を隣の家に持っていこうとしたら、
舅がしゃがんで、シャベルで土を掻いているところに出くわした。
「なんと性根の悪いヤツ!」
と、舅は怒っていた。
「薬撒いて、いつになったら枯れるんかと待ちよったのに、大きぃなりやがった!」
(その3)
このところ、姑の独り言が増えた。
ハレホレヒレハレ状態の喋り方で、昼夜を問わず、姑は何か言っている。
前から、テレビの登場人物は勿論のこと、箪笥や書棚、座布団などが相手でも、
姑は楽しく交信できる人ではあったが、最近はその回数が多すぎる。
舅「おかしいのぅ。何か変わったことでもあったかの」
夫「体調の変化か」
私「そうだ!薬のせいじゃ、ありませんか?」
舅「薬?」
私「ええ、このところ、お姑さん、病院で咳止めを貰って飲んでますよね。
咳止めって、脳に作用するでしょ。だからハイになっちゃったんじゃないですか。
シンナーが無いとき、咳止めアンプル一気飲みしたら、トリップできるんですよ」
舅「・・・・・・!!!」
しまった。