レコードプレーヤーの出音不良 ヘッドシェル トーンアーム クリーニングについて
こんばんわ
レギュラークラフト です
緊急事態宣言下で肩身の狭い現状となりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
過ごしにくい状況ではございますが
こんなご時世だからこそ
人に優しく生きたいところですね。
今回は当店で説明をする機会が多い事柄、
レコードプレーヤーの出音不良や接触不良について
ご家庭で実施できる簡単なメンテナンス方法となります。
まず初めにヘッドシェルのクリーニング
赤矢印部分の接点をウェットティッシュ等でクリーニングしてください。
こだわられる方はメチルアルコールなどが定番です。
汚れがひどいものは何度も拭きとってください。
※クリーニング作業時に注意してほしい事柄で
作業に集中しすぎて針先を傷めることがございますので
作業前に針先は外しておくと良いと思います。
その次に
トーンアームのクリーニング
こちらも赤矢印部分の接点を
綿棒にてしっかりとクリーニングしてください。
汚れがひどいものは5~10本使う場合もございます。
こちらの箇所に接点復活剤を振りかける方もいらっしゃいますが
当店ではおやめいただくようお声がけしております。
汚れがひどい場合に汚れが固着してしまい
そのまま乾燥してしまいますと金属自体を腐食することがあります。
内部接点の駆動部分の動作も著しく悪くさせてしまいます。
※クリーニング作業時に注意してほしい事柄で
作業に集中しすぎてトーンアームを傷めることがございますので
作業前にトーンアームをアームレストに
固定しておくと良いと思います。
オーディオ業界では基本中の基本となりますが
意外と実施されていないことが多いので記載させていただきました。
汚れがひどい個体の場合は
1~2db 出音に変化があったケースもございますので
お試しいただければ幸いです。