RTA V3はPNWCでの初登場ですごく注目を集めてたね。成績もかなり競争力があるし(もちろん、それはトーマスの腕前によるところも大きいと思う。RCはF1みたいに「車>>>人」という世界じゃないからね)。

今回のRTAは1/12のデザインをかなり参考にしていて、バッテリーを中央に配置することでロールが速くなると思う。その分グリップが落ちるかもしれないけど、ウレタンの路面にはグリップに困ることないからね。これはやっぱ彼らしいアグレッシブなスタイルだな、前世代のRTAやRTBも他ブランドよりアグレッシブなステア特性だし。

ただ、このデザインはたぶん多くの人には合わないかも。PNやMarkaの高グリップタイヤを使うときは、多くの人が求めてるのはよりマイルドなステアリングだと思う。あと気になるのは、左右のステアリングタイロッドが長さ違うのに、ナックルは対称っぽいんだよね。そうなるとアッカーマンの左右のバランスはどうやって調整してるんだろ?

面白いことに、タイ(?)のG-Forceっていうブランド(有名なあのG-Forceとは別)が、ほぼ同じタイミングにRTA V3と似てる新車を発表してた。彼らのプロトタイプは去年のレースでもうリークされてたから、その頃からずっと気になってた。

 

 
自分的には、RTA V3よりこっちのほうが好みに合ってる気がする。最近流行りの一体型シャーシを採用していて、フロントも定番のダブルウィッシュボーンに加えて、1/12の流行りのVertical Kingpinを取り入れてるのもポイント、もしステアリングナックルにXB1みたいにカーペット路面向けのアッカーマン調整オプションがあれば、XB1のkimihikoでの地位に迫る可能性もありそう。

あと、シャーシ中央のバッテリースロットはウェイトとして交換できるっぽいね。両サイドの(オプション?)ディフューザーも面白い、どうやらボディとセットになるけど、性能は正直そこまで大きく期待してない。ただこういう新しいものとか、今持ってるマシンにないデザインが好きなんだよね(XB1を買わなかった理由もまさにそれ)。
 

 

まあ、RTA V3はキミヒコが入荷するだろうね。G-Forceの方は今までの評判がちょっと微妙らしいし、gt55の店長がコネクションがあるから、正式リリースされて評価が出揃ってから考えても遅くないと思う。

それに、MA RACINGの1/24一体型ドリフトカー(これは絶対買う)や、AZADAの1/10デカップル式サスのドリフトカー(これも多分買う)も年末発売予定……どれも気になって仕方ないけど、正直もう手持ちのマシンが多すぎて回しきれないよね、ほんと、そろそろ物欲を抑えないと……