東日本大地震による津波などによって、多くの人が車を失った宮城県で20日、大規模な車の商談会が始まった。
津波の被害が大きかった地区のすぐそばで、車を失った人たちの助けになろうと、600台を集めた商談会「がんばろう宮城! 復興クルマ市」が開かれている。
これは、宮城県内の車販売店25社が合同で行っているもので、乗用車や軽トラックなど、新車と中古車あわせておよそ600台が展示・販売されている。
今回の震災で、流されたり壊れたりした車は、宮城県内だけで14万台以上にのぼるとみられている。
来場者は「津波で(車が)流されて。こちらでやってるって聞いたので。(車は)必要ですね」、「農家だから、軽トラックが欲しくて来たんです」と話した。
この商談会は、宮城・名取市で20日から3日間開かれ、車1台の売り上げから3,000円が義援金として寄付されるという。
【FNN】 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00199776.html
都市部と違い、公共の交通機関が発達していない地方で、しかも地震と津波の影響で利用できる手段が限られる被災地では、自分の自動車を必要をされる方は非常に多いと思います。ですから、今回のような販売会が催されると、購入希望者には大変有り難いことでしょう。
20日から3日間ということですが、期間が短いように感じます。せめて1週間は開催していてほしいところ。“今回がたまたま3日間で、今後も開催する”というのであれば良いのですが。
もう1つ気になったことは、『車1台の売り上げから3000円が義援金として寄付される』ということ。とても良いことのように思えますが、自動車を購入するのは被災者でしょ。自分で自分らの義援金を支払うようなもの。それよりも、3000円安く購入できる方がずっと助かると思いません!?