次は「お金を使わずにできることを増やす」
普段お金を払って何かをしてもらうという場面は多い。
だができることならそれを自分でやれるようにしておくといい。
ついお金の力に頼っちゃいますけど、確かに自分でできるに越したことはない
時間がなくてお金に余裕がある人ならそれでもいいが、そうでないのなら極力自分でできるようにしておくと便利だ。
大原さんも自炊をはじめ、自転車のパンクの修理や散髪などを自分で行っていたそうだ。
何か困ったことがあるとつい専門家に頼りがちだが、本当は自分でできることって意外と多い。
そういうのをできるだけ自分でできるようにしておけば毎回はやらないとしても、いざとなれば自分でもできるという自信がつき、お金がないことに対する不安や恐怖感が一つ和らぐ
お金が無ければ自分でやればいいし、
そうでなければ専門家に頼むという選択の余地ができるわけだ。
なんでもかんでもお金の力で解決しようとするのではなく一回自分で試してみて自分でもできるスキルを身につけておこう。
次は「お金をかけない楽しみを見つける」
先ほど自分でできることを増やせ、という話をしたがお金をかけない幸せも持っておくといい。
世間一般では使えるお金がたくさんあって買いたいものが買えたり、行きたい所に行けたりすることを自由と呼んでいる。
だがこの自由というのはお金のあるなしに左右されてしまうものだ。
お金がなくなったら一気に不自由になってしまうだろう
買い物が趣味だったらお金がなくなった時なにもできなくなる
だから普段の生活の中でお金に依存しない楽しみを見つけておくようにしょう。
例えば外食ばかり楽しむのではなく料理を趣味にしてみたり、旅行だけでなく近所の散歩を楽しんでみたりだな。
こういうことを趣味にすれば、お金を掛けずにいくらでも楽しむことができる。
大事なのは幸せや自由をお金に依存しないことだ
そういう趣味や何か一つ持っておくとどんな状況でも充実した生活を送ることができるだろう。
最後は「豊かさに対する考え方が変わる」
大原さんはお金に依存しすぎない生活を送ることでお金に対する不安がなくなっていき、段々と豊かさに対する考え方が変わっていったという。
常に働きづめで余裕がなかったころは豊かさというのは自分だけの問題だった。
自分が豊かになって経済的に苦しい状態から抜け出したいということばかり考えて、他人のことを考える余裕がない。
だが隠居を始めてからは少ないながらも当面生きていけるだけのお金が口座に入っている状態になり、安心できるようになったという。
隠居をすることで金銭的な不安から解放されていったのである
そしてある程度豊かな状態になった大原さんは余ったお金を誰かのためにも使えないか?と考えるようになったという。
生活に余裕が出てきて、他人の幸せも願えるようになったわけだな。
例えば人に簡単なプレゼントをしてみたり、コンビニなどで募金箱を見かけたら募金をしてみたり。
小さいことかもしれないが、こうやって少しずつ他人のために行動するようになったんだ。
こうやってお金の不安から解放されるとそれが自分の考え方を変え、行動を変え、ひいては周りの人との関係も変えていくことになるだろう。
まとめ
- 辛い場所から抜け出す
- 嫌なことをリストアップする
- 生活をルーティーン化する
- 最低生活費を把握する
- 貯金は最低生活費の半年分
- お金を使わずにできることを増やす
- お金をかけない楽しみを見つける
- 豊かさに対する考え方が変わる
いままでたくさん
お金を稼ぐことだけが豊かさと思ってましたけど、お金をたくさん持っていることだけが幸せじゃないんですね。
お金を稼ぐこと自体は悪いことではないが、お金に依存した生活を送っていてはいつまでたってもお金の不安から解放されることはない。
それではまた。
