米歌手、ジャネット・ジャクソンのマネジメントを担当する実兄ランディ・ジャクソンが、彼女の日本特別公演『JANET JACKSON JAPAN 2026』(6月開催)のPRのため緊急来日した。兄は世界的ポップスター、マイケル・ジャクソンで自身も80年代の音楽シーンに名を刻んだ兄弟グループ、ジャクソンズのメンバーとして活躍した。ENCOUNTでは2回にわたりインタビューをお届け。前編は妹の素顔や伝説の兄弟の音楽エピソードなど、ランディだけが知る話を聞いた。
―― 一方、ランディさんは兄のマイケル・ジャクソンさんと共に楽曲を作られていましたね。中でもジャクソンズのヒット曲『Shake Your Body』(1978年)やマイケルさんのアルバム『Off The Wall』(79年)の楽曲など、2人で制作していた頃のエピソードを聞かせてください。
「『よし!名曲を作ろう』なんて、そんなことは全然考えていなかったんです。とにかく2人で遊びながら音楽を奏でていると自然に曲が生まれたんです。『Don't Stop 'Tll You Get Enough(今夜はドント・ストップ)』(79年)もそうでした。学校から帰宅後、楽器を持って、マイケルと一緒にキッチンでビールや飲み物のボトルに水を入れて……水の量を変えると音が変わるじゃないですか。それを遊びながら作ったりしていました。でも、この曲の思い出はもう1つあって、その時にキッチンのボトルを全部使ってしまい、お母さんに『どこにやったの!』ってマイケルと一緒に怒られた記憶もありました(笑)」
――2025年、AI生成の楽曲『Walk My Walk』(AIアーティスト・Breaking Rust)がビルボードのチャートで1位を獲得しました。ランディさんはアーティスト活動だけではなく、1990年代に映像圧縮技術を開発し、ハリウッド作品を1枚のCD-ROMに収めることに成功した実業家でもあります。デジタルの最前線を知る人物として、AIの台頭をどう見ていますか。