義兄 | 妻との死別~再生

妻との死別~再生

21年間連れ添った妻との突然の死別。
長女の県外の大学への進学も重なり、家族4人の生活から息子と2人だけの生活に。
会社と家の往復の毎日。会社でも家でも仕事に追われるなかでのふとしたつぶやきです。

15日の朝早く、「6時頃に電話がかかってきてたみたい」と彼女に起こされました。


どうやら亡くなった妻のお母さんからだったようでした。

しばらくして、と言っても6時半くらいだったでしょうかまだ寝ていたのですが、また電話はかかってきました。


僕が再婚したこともあり、以前にもまして遠慮して連絡などしてこない義母でした。

よほどのことが、という心配は残念ながらあたっていました。

前日に様子がおかしくなった義兄が救急車で運ばれたというのです。

「連絡しようかどうしようか一日中考えていた」

「それでも、私に何かあったらお願いせなあかんようになるし」

と何度も申し訳なさそうに。


「様子がおかしい」

その言葉に、僕は義兄が精神的におかしくなって暴れだしてしまった様子を想像してしまいました。

もう10年以上も、仕事もせずに引きこもりのような生活をしていた義兄。

義母と二人だけの世界で、二人だけの生活を十数年も続けてきた義兄。

「ちょっと精神的におかしくなってきてんねん」

時々そんな風に非難めいた口調で義兄のことを評していた妻。


「救急車がきたときはまだそうでもなくて、本当に悪いんですかって救急隊の人に言われてなかなか連れて行ってくれへんかった」

「病院着いたら、すぐに手術せなあかん言われて、あれ書いてこれ書いてってなんやバタバタして」

二度の開頭手術で、まだ意識も戻っていないということでした。


今日、月命日で墓参りの予定をとりやめて、病院に行ってきました。

まだ集中治療室から出られず、意識も戻らない義兄。

長居もできず、早々に義母とともに病院を後にしました。


帰りには義母のリクエストでスーパーに寄ったのですが、カゴをひとつ持たされ、あれも買い、これも買いと次々にいろんなものを入れてくれます。

今日の夕飯はすき焼きになりました。

月に一度、実家に帰るたびにたくさんの食品を持って帰ってきていた妻。

こんな風に買ってもらっていたのかな。


いわゆる「もやもや病」だそうです。

まずは容体が安定してくれることを祈っています。


明日は、妻の墓前に報告をしなくては。


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