浜田省吾 | 妻との死別~再生

妻との死別~再生

21年間連れ添った妻との突然の死別。
長女の県外の大学への進学も重なり、家族4人の生活から息子と2人だけの生活に。
会社と家の往復の毎日。会社でも家でも仕事に追われるなかでのふとしたつぶやきです。

初めて彼のステージを観たのが18の春だった。

今から30年近く前のこと。
それから、春のツアー、秋のツアー。
京都、大阪、神戸、岡山、倉敷。

その頃、付き合っていた彼女と。
2枚のチケットを握りしめて一人で。
毎回、欠かさず通った。

僕の青春は、彼の音楽とともにあった。

初めて、妻の肩に手をかけた夜。
アパートに帰って、何度も聴いた曲。




初めての夜、冷たいせんべい布団にくるまって二人で聴いた曲。




そして、今。



「もう行かなきゃ・・・」と手を振る君の後姿を見送って
ここで強く生きてく
 
季節はずれの台風顔負けの低気圧が
窓や屋根に雨を叩きつけて荒れ狂ってる

ベッドルームに目を覚ました君がいるような気がしてさ
思わず名前を呼びそうになる

目を閉じれば君がいる
どの部屋にも・・・
思い出と呼ぶには切なくて リアル過ぎて ふいに胸がつまる
「・・・泣かないで」と笑ってる君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく

埃かぶったアルバム取り出してページめくる
出会った頃のまだ少女のような君の写真

与えられた時間(とき)の中を精一杯生きた君
いつでも家族の港だった

目を閉じれば君がいる
長く暮らしたこの町のすべての季節の中
過ぎた日々が 今 永遠になる
「・・・泣かないで」と笑ってる君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく

雨音が静かになり
訪れる朝の気配が別れの時を告げる

「もう行かなきゃ・・・」と手を振る君の後姿を見送って
ここで強く生きてく

目を閉じれば君がいる
どの部屋にも・・・
思い出と呼ぶには切なくて リアル過ぎて ふいに胸が詰まる
「・・・泣かないで」と笑ってる君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく
ここで ひとり生きてく


彼は、なんでこんな曲が書けたんだろう。。。

妻を亡くすまでは、僕はこの歌の意味を理解できていなかった。


妻は、
今の僕を、どう見ているのだろう。


にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村