完全アウェイの甲子園 | 妻との死別~再生

妻との死別~再生

21年間連れ添った妻との突然の死別。
長女の県外の大学への進学も重なり、家族4人の生活から息子と2人だけの生活に。
会社と家の往復の毎日。会社でも家でも仕事に追われるなかでのふとしたつぶやきです。

8日は甲子園での阪神戦。息子と二人で行ってきた。

関西対決の第3戦。前回、ホームゲームでの2戦は、京セラドームで勝ち、神戸で負けて1勝1敗。

ホームゲームでも、数では阪神ファンに圧倒されてしまうのだが、ましてや甲子園、はっきり言って95%は阪神ファンで埋まる。阪神ファンで埋め尽くされ、囲まれたなかでのほんのひと固まりのオリックスファン。


負けてしまった。接戦で、一度は逆転しながら。

でも、球場で応援すれば、負けても少し納得できるかな。負けた時のストレスは、テレビで見ているだけのほうが強い。


しかし、負け惜しみではなく、あれだけの人数のなかで応援して楽しいのかなと思ってしまう。

「一体感がいい」とかいうけれど、何万人もの人がひとつの空間に集まって、同じような衣装を身にまとい、同じようにメガホンを叩き、風船を飛ばす。ほんの一握りの相手を威嚇し、罵倒する。正直、ファシズムを連想させられるし、まるでイジメのようだ。


小さいときは、僕はアンチ巨人だった。

テレビは巨人中継一辺倒。アニメ番組は、巨人の星。野球選手といえば、長嶋、王。帽子といえばYGマークのものしか売ってなくて、僕もそれをかぶっていた。

なにより圧倒的に強かった。

巨人以外に野球チームってないの?そんな思いが、パリーグの覇者、阪急に向かわせた。


妻はもともと巨人ファンだった。

関西で生まれ育ったのに、なんで阪神じゃなくて、よりによって巨人?と思ってた。

「みんな阪神、阪神やから」

みんな阪神だったら、自然と阪神になるんじゃないの、って思ってた。


今、アンチ巨人はもう成立しない。とくにここ関西では。

アンチ巨人は、反体制でも、反中央でもない。圧倒的に、阪神こそが体制で、中央なのだから。

アンチ読売?いやいや、よみうりテレビすら、阪神を応援してますから~っ、残念!(古w)


阪神ファンだった娘は、昨年あたりからカープファンに転じた。

娘のために、何度か甲子園にも連れて行ってやっていたのだが。

「みんな阪神、阪神で気持ち悪い」からだと言う。

少しうれしい。