場面変わって、外の道路。
松田は夜神さんに電話をかけます。
「‥部長、松田です。‥‥今、竜崎のところに行ってきました。‥‥はい‥‥‥‥でも‥俺、竜崎にひどいこと言ってしまいました。すみません。‥‥‥申し訳ありませんでした!」
そう言って相手は目の前にいないのに頭を下げる松田。
そんな彼の横に、一台のクレープ販売車が停まりました。
その車から降りてきた店員さんは、ども、お届けものです!と言って、クレープがいくつか入った籠を松田に差し出しました。
俺知らないです、と断る松田に、店員さんはいやいやどうぞ、と無理矢理押しつけ、ありがとうございます!と言って去っていってしまいました。
どうしたものかと困る松田は、クレープの包み紙に何か文字が書かれていることに気付きます。
そこにはお世辞にもきれいとは言えない字で、こう書いてありました。
『糖分は悩に一番いいですから』
そのクレープを一口食べてみる松田。
「甘っ‥‥‥」
そしてもう一口。
「ケーキのお礼かよ‥‥‥素直に言えよ‥」
二口、三口、と食べる彼の目には、涙が浮かんでいました。
一つ目のクレープをむさぼり、次のクレープを手に取った彼の目に映ったのは、さっきのとは違うメッセージ。
『たくさん食べて賢くなって下さい。バーカ』

彼の目から涙が溢れ、口からは嗚咽がこぼれました。
「、あいつ‥‥‥‥」
「Lの‥‥‥Lのひょっとこ野郎ー!!!」
松田は、泣きながら、クレープをむさぼり続けました。
たった23日間を、あいつは‥‥‥‥Lはどう生きるんだ。
そんな思いを胸に浮かべながら。
終わりです。
つたない文章でしたが、少しでも切なさとか、優しさとか、あのきゅう、てなる感じが伝わればいいなと思います´`
お付き合いいただきありがとうございました(^ω^)