しばらく開発の現場を離れていた間に、時代は変わったようで、
バージョン管理はSubversionからGitに移行しつつあるようです。
SubversionとGitの最大の違いは、Gitは集中型リポジトリではなく、
分散型リポジトリを採用していること。
とは言え、Subversionと同じように集中型リポジトリとして
運用することも可能です。
さらに、GitHubと呼ばれるGitのHubサービスも利用することができます。
受託開発という現場でどこまで普及するかわかりませんが、
オープンソース開発では絶大な力を発揮しているようです。
とりあえず使ってみようということで、早速Gitをインストールしてみます。
http://git-scm.com/downloads
現時点では1.8.1が最新なようです。
ソースコード版はなぜかOlder releasesの中に入ってました。
そういえば、OpenSSL入れていなかったような・・・
というわけでOpenSSLを入れることにします。
後でこれが大変な問題になるとは、この時知る由もありませんでした。
皆さんもOpenSSLのインストールにはご注意を。
証明書は今作らなくても大丈夫かな?
再びGITのインストールに戻ります。
Expatが無いらしい・・・
expatってなんだろうと調べてみたら、
Expat XML Parserとありました。
Cで記載されたストリーム指向のXMLのパーサライブラリとのことです。
そのままですね。
実行速度を比較しているページを見つけました。
http://weblog.nqou.net/archives/20090223231043.html
あまり早くはなさそう。何が特徴なんだろう。
XMLパーサーのそれぞれの特徴を書いたページもありましたが、
読んでもいまいちよくわかりませんでした。
http://sourceforge.jp/softwaremap/trove_list.php?form_cat=451
ま、yumで入れておくことにします。
と聞かれるのでy
で終了です。
再び、Gitのインストールに戻ります。
今度はPerlのモジュールが無いのね。
CPANを入れておけばいいのかな?
前回、Perlをyumで入れたので、こちらもyumでインストールします。
と聞かれるのでy
で終了です。
tclshが無いとのこと。
参考にしたサイトによるとgettextをインストールすればいいらしいのですが、
なぜgettextなのかわからない・・・。
tclshはTCLインタープリタのためのシンプルなシェルとのことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Tcl
調べた結果、TCL-TKをインストールすればいいようです。
素直に(?)必要最低限なTCL-TKをインストールします。
と聞かれるのでy
で終了です。
今度はmsgfmtが無いらしい。
msgfmtはgettextに含まれるらしい。
なるほど、この.poファイルというのが翻訳リソースファイルで、
これを処理するのがgettextという国際化対応ライブラリなのですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Gettext
というわけで大人しく、gettextをインストールします。
と聞かれるのでy
で終了です。
素直に最初からgettextをインストールしておけばよかったのですが、
調べたおかげでちょっと詳しくなりました。
無事インストールされました。
と思いきや、どうやら、makeの際に
make prefix=/usr/local all
とつけないと、
/root/bin/git
にインストールされて、rootでしか使えなくなるみたいです。
バージョン管理はSubversionからGitに移行しつつあるようです。
SubversionとGitの違い
SubversionとGitの最大の違いは、Gitは集中型リポジトリではなく、
分散型リポジトリを採用していること。
とは言え、Subversionと同じように集中型リポジトリとして
運用することも可能です。
さらに、GitHubと呼ばれるGitのHubサービスも利用することができます。
受託開発という現場でどこまで普及するかわかりませんが、
オープンソース開発では絶大な力を発揮しているようです。
とりあえず使ってみようということで、早速Gitをインストールしてみます。
まずはGit1.8.1をインストールしてみる
http://git-scm.com/downloads
現時点では1.8.1が最新なようです。
ソースコード版はなぜかOlder releasesの中に入ってました。
# cd /usr/local/src
# wget http://git-core.googlecode.com/files/git-1.8.1.tar.gz
# tar xvzf git-1.8.1.tar.gz
# cd git-1.8.1
# make prefix=/usr/local all
cache.h:11:21: warning: openssl/sha.h: No such file or directory
# wget http://git-core.googlecode.com/files/git-1.8.1.tar.gz
# tar xvzf git-1.8.1.tar.gz
# cd git-1.8.1
# make prefix=/usr/local all
cache.h:11:21: warning: openssl/sha.h: No such file or directory
そういえば、OpenSSL入れていなかったような・・・
というわけでOpenSSLを入れることにします。
OpenSSL1.0.1のインストール
後でこれが大変な問題になるとは、この時知る由もありませんでした。
皆さんもOpenSSLのインストールにはご注意を。
# cd /usr/local/src
# cd /usr/local/src
# wget http://www.openssl.org/source/openssl-1.0.1c.tar.gz
# tar xvzf openssl-1.0.1c.tar.gz
# cd openssl-1.0.1c
# ./config --prefix=/usr --openssldir=/usr/share/ssl shared
# make
# make test
# make install
# cd /usr/local/src
# wget http://www.openssl.org/source/openssl-1.0.1c.tar.gz
# tar xvzf openssl-1.0.1c.tar.gz
# cd openssl-1.0.1c
# ./config --prefix=/usr --openssldir=/usr/share/ssl shared
# make
# make test
# make install
証明書は今作らなくても大丈夫かな?
再びGITのインストールに戻ります。
再びGIT1.8.1のインストール
# cd /usr/local/src
# cd git-1.8.1
# make prefix=/usr/local all
http-push.c:14:19: warning: expat.h: No such file or directory
# cd git-1.8.1
# make prefix=/usr/local all
http-push.c:14:19: warning: expat.h: No such file or directory
Expatが無いらしい・・・
Expatのインストール
expatってなんだろうと調べてみたら、
Expat XML Parserとありました。
Cで記載されたストリーム指向のXMLのパーサライブラリとのことです。
そのままですね。
実行速度を比較しているページを見つけました。
http://weblog.nqou.net/archives/20090223231043.html
あまり早くはなさそう。何が特徴なんだろう。
XMLパーサーのそれぞれの特徴を書いたページもありましたが、
読んでもいまいちよくわかりませんでした。
http://sourceforge.jp/softwaremap/trove_list.php?form_cat=451
ま、yumで入れておくことにします。
# yum install expat-devel
Is this ok [y/N]:
Is this ok [y/N]:
と聞かれるのでy
Complete!
で終了です。
再度Git1.8.1のインストール
再び、Gitのインストールに戻ります。
# make prefix=/usr/local all
SUBDIR perl
/usr/bin/perl Makefile.PL PREFIX='/usr/local' INSTALL_BASE='' --localedir='/usr/local/share/locale'
Can't locate ExtUtils/MakeMaker.pm in @INC (@INC contains: /usr/local/lib64/perl5 /usr/local/share/perl5 /usr/lib64/perl5/vendor_perl /usr/share/perl5/vendor_perl /usr/lib64/perl5 /usr/share/perl5 .) at Makefile.PL line 3.
BEGIN failed--compilation aborted at Makefile.PL line 3.
SUBDIR perl
/usr/bin/perl Makefile.PL PREFIX='/usr/local' INSTALL_BASE='' --localedir='/usr/local/share/locale'
Can't locate ExtUtils/MakeMaker.pm in @INC (@INC contains: /usr/local/lib64/perl5 /usr/local/share/perl5 /usr/lib64/perl5/vendor_perl /usr/share/perl5/vendor_perl /usr/lib64/perl5 /usr/share/perl5 .) at Makefile.PL line 3.
BEGIN failed--compilation aborted at Makefile.PL line 3.
今度はPerlのモジュールが無いのね。
CPANからPerlのモジュールをインストールできるようにする
CPANを入れておけばいいのかな?
前回、Perlをyumで入れたので、こちらもyumでインストールします。
# yum install expat-devel
Is this ok [y/N]:
Is this ok [y/N]:
と聞かれるのでy
Complete!
で終了です。
再度Git1.8.1のインストール
# make prefix=/usr/local all
SUBDIR git-gui
GITGUI_VERSION = 0.16.0.15.gf6dd78
* new locations or Tcl/Tk interpreter
GEN git-gui
INDEX lib/
* tclsh failed; using unoptimized loading
MSGFMT po/de.msg make[1]: *** [po/de.msg] Error 127
SUBDIR git-gui
GITGUI_VERSION = 0.16.0.15.gf6dd78
* new locations or Tcl/Tk interpreter
GEN git-gui
INDEX lib/
* tclsh failed; using unoptimized loading
MSGFMT po/de.msg make[1]: *** [po/de.msg] Error 127
tclshが無いとのこと。
TCL-TKのインストール
参考にしたサイトによるとgettextをインストールすればいいらしいのですが、
なぜgettextなのかわからない・・・。
tclshはTCLインタープリタのためのシンプルなシェルとのことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Tcl
調べた結果、TCL-TKをインストールすればいいようです。
素直に(?)必要最低限なTCL-TKをインストールします。
# yum install expat-devel
Is this ok [y/N]:
Is this ok [y/N]:
と聞かれるのでy
Complete!
で終了です。
再度Git1.8.1のインストール
# make prefix=/usr/local all
SUBDIR git-gui
GITGUI_VERSION = 0.16.0.15.gf6dd78
* new locations or Tcl/Tk interpreter
GEN git-gui
INDEX lib/
* tclsh failed; using unoptimized loading
MSGFMT po/de.msg make[1]: *** [po/de.msg] Error 127
/bin/sh: msgfmt: command not found
make: *** [po/build/locale/da/LC_MESSAGES/git.mo] Error 127
SUBDIR git-gui
GITGUI_VERSION = 0.16.0.15.gf6dd78
* new locations or Tcl/Tk interpreter
GEN git-gui
INDEX lib/
* tclsh failed; using unoptimized loading
MSGFMT po/de.msg make[1]: *** [po/de.msg] Error 127
/bin/sh: msgfmt: command not found
make: *** [po/build/locale/da/LC_MESSAGES/git.mo] Error 127
今度はmsgfmtが無いらしい。
gettextのインストール
msgfmtはgettextに含まれるらしい。
なるほど、この.poファイルというのが翻訳リソースファイルで、
これを処理するのがgettextという国際化対応ライブラリなのですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Gettext
というわけで大人しく、gettextをインストールします。
# yum install expat-devel
Is this ok [y/N]:
Is this ok [y/N]:
と聞かれるのでy
Complete!
で終了です。
素直に最初からgettextをインストールしておけばよかったのですが、
調べたおかげでちょっと詳しくなりました。
ようやく終わったGit1.8.1のインストール
#make install
無事インストールされました。
と思いきや、どうやら、makeの際に
make prefix=/usr/local all
とつけないと、
/root/bin/git
にインストールされて、rootでしか使えなくなるみたいです。
# make clean
# make prefix=/usr/local all
# make prefix=/usr/local install
Gitのインストールを行ってみて、
Gitは他のアプリのインストールに比べて、エラーメッセージが不親切な気がします。
これは、Gitを使っていても付きまとう問題のようで、
Subversion好きな人がGitを嫌う理由の1つにもなっています。
# make prefix=/usr/local all
# make prefix=/usr/local install
Gitのインストールを行ってみて、
Gitは他のアプリのインストールに比べて、エラーメッセージが不親切な気がします。
これは、Gitを使っていても付きまとう問題のようで、
Subversion好きな人がGitを嫌う理由の1つにもなっています。