日記を書き始めて早数年。
アメブロを初めて5年目に突入しました。

前職ではライティング教室を開くという話もありましたが、
実現しないままでした。
そういえば、本を書く話もいただきましたね。
こちらも実現しませんでしたが。

そんなボクですが、ライターさんとしての第一歩を踏み出すべく、
年明け早々お勉強をしてました。

今年1冊目の本、文章力を身につけるための本を紹介したいと思います。

その名も、「伝わる!文章力が身につく本
サブタイトル「できる人は文章も上手い!」です。



伝わる!文章力が身につく本

著者はジャーナリストでもあり、東京大学客員教授でもある
小笠原信之さん。
ボクがいたころはそんな授業はなかった気がします。

文章を書くということ。
意外と学校の授業でも教わりません。
むしろ社会人になってから、論文の書き方を学んだり、
どうしたら伝わるか、何を企画書・提案書に盛り込むかを
考えさせられました。

そうだよね。そこ気をつけるよね。というところから、
そんな考え方したことなかった!ということまで、
文章を書く上で気をつけることがふんだんに盛り込まれた1冊です。

例えば、「は」と「が」の使い分け。
主語が新情報、未知のものであるときには「が」、
旧情報、既知のものであるときには「は」を使います。

例文としてももたろうが挙げられています。

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんは住んでいました。
おじいさんが山へ柴刈りに、おばあさんが川へ洗濯に行きました。

違和感ありますよね?

普段何気なく使っている「は」と「が」ですが、
どういうときにどっちを使えばいいか、
知っているようできちんと説明できません。

なんとなくわかっている、知っているだけだと説明できないんですよね。
そして、文章を直す時も感覚で修正する。
感覚で修正するから、校正をお願いすると人によって修正個所が違ったり、
そもそもなんでその修正をするのかよくわからない指示がきたりします。

似たような本はたくさんありますが、原理原則をしっかり説明した本はあまりない気がします。
例では文法的な部分を抜き出しましたが、
「"出だし"で読み手をひきつける」
「すごさを一目でわからせる」
といった、文章のインパクトを強めるテクニックや、
「事実を紹介したら、その意味を明らかに」
「自信をもって断定形にする」
というような、読み手を説得するテクニック
についても紹介されています。

ブログを書く上でもいろいろ参考になるテクニックが紹介されています。

そういえば、よくある重ね言葉と改善例というところで、
先日記事にした「お体ご自愛ください」が紹介されていました。


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興味のある方、仕事で文章を書く方はぜひご一読ください。



伝わる!文章力が身につく本