前回のIT業界・通信業界での平均年収の推移から、各職種別に年代別に年収の分布を見てみたいと思います。


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数値は例によってDUDAさんの数値を利用させてもらってます。

平均年収/生涯賃金データ2012
http://doda.jp/guide/heikin/


ITコンサルタントの年収


まずはITコンサルタントから。
DUDAさんの定義では下記の通りです。

ITコンサルタントが担う業務領域としては、
ひとことで言うならば“企業の経営課題を解消するためのIT戦略の提案と実行、
そのためのコンサルティング”ですが、
具体的な職務は非常に多岐に渡ります。
クライアントの抱える課題は何か、
またそれを解消するために最適なシステムはどのようなものか、
そもそもの業務プロセスに問題はないか…など、
クライアントとのコミュニケーションを通じて
顕在的・潜在的課題を抽出し最適解を提示しなければなりません。
技術的知識やコミュニケーション能力、
加えて経営知識やクライアントの業務知識など、
必然的に求められる能力はハイレベルですが、
その分、平均年収はIT業界でトップの水準。
ITエンジニアのキャリアとして、ひとつの頂点であることは間違いないでしょう。



もと東大生もと社長の自由奔放ブログ Just do it now!-ITコンサルタント年代別年収分布
▲ITコンサルタントの年代別年収分布

20代の平均年収は459万円。中央値は450万円。
30代の平均年収は639万円。中央値は600万円。
40代の平均年収は860万円。中央値は800万円。

20代から30代は山がきれいに右にスライドしているように見えます。
ここで下積みをした人が40代になると後は人それぞれといったところでしょうか。
1000万円プレーヤーも多く、25%の人は1000万円以上に分類されています。



次にプロジェクトマネージャーについてみてみましょう。

プロジェクトマネージャーの年収


DUDAさんの定義は次の通り。

システム開発プロジェクトの遂行にあたり、
名の通りそのマネジメントを担います。
プロジェクトメンバーや進捗・コストの管理に加え、
費用見積もりなどクライアントとの折衝なども担当するポジションゆえに、
技術的バックボーンもさることながら、
高いコミュニケーション能力や経営的観点など、幅広い資質が求められます。
当然ながら誰でもなろうと思ってなれるポジションではありませんが、
SEからプロジェクトリーダー(PL)へ、そしてマネジメント経験を高めて
プロジェクトマネジャー(PM)へ、といった流れでキャリアを積む方が多いようです。
ITエンジニアのキャリアにおいて、ひとつの代表的な目標地点であるともいえるでしょう。

では、年代別の年収の分布を見てみましょう。


もと東大生もと社長の自由奔放ブログ Just do it now!-プロジェクトマネージャー年代別年収分布
▲プロジェクトマネージャーの年代別年収分布

20代の平均年収は488万円。中央値は480万円。
30代の平均年収は604万円。中央値は600万円。
40代の平均年収は713万円。中央値は700万円。

こちらは、20代、30代、40代ときれいに山が右にシフトしています。
平均値と中央値の差がほとんどないことからもきれいな山が描けていることが伺えます。

ボクも20代~30代にかけては、主にプロジェクトマネージャーの仕事をしていました。
最近は、就職した会社の待遇がひどすぎて、
この待遇だとプロマネはできるけどやらないって宣言して
違う経験をさせてもらってました。
エンジニアの待遇改善はボクの人生のテーマの1つ。
そのボクが技術力の安売りするわけにはいかないですからね。



しかし、こうして分布を見てみると、改めていかに給与が低かったかがよくわかりますね。

ボクの話はおいておいて、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーは
エンジニアの職種の中では年収で見ると花形のようです。
残る職種についても順に見ていきたいと思います。

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