[赤ちゃんポスト] ブログ村キーワード
前回、「赤ちゃんポストをめぐる報道のあり方への疑問」で、
柏女(かしわめ)霊峰(れいほう)淑徳大教授さんと思われる方から、
直接コメントを頂き、最終報告書の公開を教えていただき、
昨日・今日とじっくり読んでみました。
改めて、マスコミの報道がかなりいい加減だと思います。
報告書では様々な社会問題に対する提起が行われていて、
正直、1行政機関の問題ではないと思います。
多くの報道で、赤ちゃんポストの今後の運営についてのみ
報道されていますが、このレポートから導きだされる問題は、
そんな小さなことではなく、もっと大きな課題だと思います。
実際に報告書が提出された際、マスコミ関係者って
きちんと報告書を読んだのでしょうか?
この報告書から、あれだけの内容しか報道できないとしたら、
正直、マスコミ関係者のレベルを疑いたくなります。
全部で150ページくらいありますが、一読の価値はあると思います。
妊娠・出産・育児に関する問題点がざくざく出てきます。
読む暇がない方に、ざっとメモをとってみました。
詳細は、最終報告書を見てもらえれば幸いです。
興味深いことは、熊本県で始められたのに、
熊本県の利用者がいないこと。
捨てる側の心理として、やはり知り合いのいない
遠方に捨てにいくんでしょうね。
「あずける」なんて表現をするから、安易に捨てるんだと思います。
病院は「あずかる」ですが、母親は「捨てる」です。
「殺す」という行動をとれないから、他人に任せる。
「殺す」よりはいいと思いますが、やはり子どもを作るからには、
できた子どもに関しては責任を負うべきだと思います。
大前提はここだと思います。
レポートにもありますが、もっと若者への教育の徹底を図るのが
一番よいように思えました。
一人っ子だったり、他の家族との付き合いが疎遠だったり、
最近の子って、赤ちゃんに触れる機会が少ないんじゃないかな?
ボクもその一人ですが。
預けられた子どもには悪いですが、公的な費用で育てられてる以上、
例えば小学校を回って、子どもに赤ちゃんと触れ合う機会を作る等、
将来的な、再発の防止に役に立ってもらうみたいなことは
できないのかな?と思いました。
参考:
「こうのとりのゆりかご」最終報告
http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/27/kounotori.html
■説明
●経緯
・嬰児殺
・児童遺棄
・熊本県でのトイレでの赤ちゃん産み落とし事件
→平成19年5月慈恵病院で運用開始
●仕組
慈恵病院で預かり、警察へ連絡、以降、児童相談所へ
慈恵病院ホームページ
「ゆりかごは、子どもを預かることが目的ではなく、いろいろな相談を受け一緒になって考え、解決策を見つける『新生児相談室』です」
→マスコミの偏った報道で「匿名での子ども預かり」が一人歩き
一時保護に要する費用
・一人当たり年間700万円以上
●国内外の類似制度
・ドイツ「ベビー・クラッペ」
・昭和61年群馬県内で「わらの会」が「天使の宿」を設置
→子どもの死亡事故があり、平成4年に閉鎖
■利用状況と背景
■妊娠・出産にかかる相談体制と対応状況
■子どもの状況と制度
1.子どもの遺棄・嬰児殺
2.特別養子縁組・養子縁組・国際養子縁組
3.妊娠・出産・養育支援にかかる全国のとりくみ
■課題
1.ゆりかごに預け入れされるまで
2.ゆりかごの運用と対応
3.預け入れられた子どもの援助に関する課題
■評価
●生命の救済~生命の保証、生命・身体の安全の確保
児童虐待、ネグレクト(養育放棄)からの保護
障がい児の受容
自宅出産 0.2%
新生児の長距離移動
●子どもの人生~子どもの人権・子どもの福祉
ゆりかごへの預け入れ→「直ちに違法とはいえない」という国の判断有
子どもの出自を知る権利→特別養子縁組(一般的には実子だが戸籍を追える)
親がいつ出てくるかわからない→子どもに永続的な人間関係を提供できない
近親婚の危険
●遺棄の助長につながっていないか
嬰児殺
母子心中
若年層の出産
戸籍が汚れることへの忌み
認知度の向上(マスコミ)→利用数増加
■要望
●熊本県・熊本市
1.匿名性と公の責任
2.民間主体団体であることの意義
3.公的支援の可能性
●国
1.全国の児童家庭相談体制の充実
2.妊娠期からの相談体制や緊急対応を含めた総合的な体制の整備
3.里親制度の充実と特別養子縁組制度の充実
4.若者への命を大切にする教育の徹底
5.ゆりかご問題への国の関与
■全国の行政・関係機関
1.社会調査に対する理解と協力、ゆりかご事例の検証
2.手厚い援助が求められる事例への対応の強化
3.全国の医療機関等での関わりと対応の強化
4.警察における情報の収集
●マスメディア関係者
1.子どもに配慮した報道
2.ゆりかごから明らかになった課題等に対する報道
●地域社会に対する要望
前回、「赤ちゃんポストをめぐる報道のあり方への疑問」で、
柏女(かしわめ)霊峰(れいほう)淑徳大教授さんと思われる方から、
直接コメントを頂き、最終報告書の公開を教えていただき、
昨日・今日とじっくり読んでみました。
改めて、マスコミの報道がかなりいい加減だと思います。
報告書では様々な社会問題に対する提起が行われていて、
正直、1行政機関の問題ではないと思います。
多くの報道で、赤ちゃんポストの今後の運営についてのみ
報道されていますが、このレポートから導きだされる問題は、
そんな小さなことではなく、もっと大きな課題だと思います。
実際に報告書が提出された際、マスコミ関係者って
きちんと報告書を読んだのでしょうか?
この報告書から、あれだけの内容しか報道できないとしたら、
正直、マスコミ関係者のレベルを疑いたくなります。
全部で150ページくらいありますが、一読の価値はあると思います。
妊娠・出産・育児に関する問題点がざくざく出てきます。
読む暇がない方に、ざっとメモをとってみました。
詳細は、最終報告書を見てもらえれば幸いです。
興味深いことは、熊本県で始められたのに、
熊本県の利用者がいないこと。
捨てる側の心理として、やはり知り合いのいない
遠方に捨てにいくんでしょうね。
「あずける」なんて表現をするから、安易に捨てるんだと思います。
病院は「あずかる」ですが、母親は「捨てる」です。
「殺す」という行動をとれないから、他人に任せる。
「殺す」よりはいいと思いますが、やはり子どもを作るからには、
できた子どもに関しては責任を負うべきだと思います。
大前提はここだと思います。
レポートにもありますが、もっと若者への教育の徹底を図るのが
一番よいように思えました。
一人っ子だったり、他の家族との付き合いが疎遠だったり、
最近の子って、赤ちゃんに触れる機会が少ないんじゃないかな?
ボクもその一人ですが。
預けられた子どもには悪いですが、公的な費用で育てられてる以上、
例えば小学校を回って、子どもに赤ちゃんと触れ合う機会を作る等、
将来的な、再発の防止に役に立ってもらうみたいなことは
できないのかな?と思いました。
参考:
「こうのとりのゆりかご」最終報告
http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/27/kounotori.html
■説明
●経緯
・嬰児殺
・児童遺棄
・熊本県でのトイレでの赤ちゃん産み落とし事件
→平成19年5月慈恵病院で運用開始
●仕組
慈恵病院で預かり、警察へ連絡、以降、児童相談所へ
慈恵病院ホームページ
「ゆりかごは、子どもを預かることが目的ではなく、いろいろな相談を受け一緒になって考え、解決策を見つける『新生児相談室』です」
→マスコミの偏った報道で「匿名での子ども預かり」が一人歩き
一時保護に要する費用
・一人当たり年間700万円以上
●国内外の類似制度
・ドイツ「ベビー・クラッペ」
・昭和61年群馬県内で「わらの会」が「天使の宿」を設置
→子どもの死亡事故があり、平成4年に閉鎖
■利用状況と背景
■妊娠・出産にかかる相談体制と対応状況
■子どもの状況と制度
1.子どもの遺棄・嬰児殺
2.特別養子縁組・養子縁組・国際養子縁組
3.妊娠・出産・養育支援にかかる全国のとりくみ
■課題
1.ゆりかごに預け入れされるまで
2.ゆりかごの運用と対応
3.預け入れられた子どもの援助に関する課題
■評価
●生命の救済~生命の保証、生命・身体の安全の確保
児童虐待、ネグレクト(養育放棄)からの保護
障がい児の受容
自宅出産 0.2%
新生児の長距離移動
●子どもの人生~子どもの人権・子どもの福祉
ゆりかごへの預け入れ→「直ちに違法とはいえない」という国の判断有
子どもの出自を知る権利→特別養子縁組(一般的には実子だが戸籍を追える)
親がいつ出てくるかわからない→子どもに永続的な人間関係を提供できない
近親婚の危険
●遺棄の助長につながっていないか
嬰児殺
母子心中
若年層の出産
戸籍が汚れることへの忌み
認知度の向上(マスコミ)→利用数増加
■要望
●熊本県・熊本市
1.匿名性と公の責任
2.民間主体団体であることの意義
3.公的支援の可能性
●国
1.全国の児童家庭相談体制の充実
2.妊娠期からの相談体制や緊急対応を含めた総合的な体制の整備
3.里親制度の充実と特別養子縁組制度の充実
4.若者への命を大切にする教育の徹底
5.ゆりかご問題への国の関与
■全国の行政・関係機関
1.社会調査に対する理解と協力、ゆりかご事例の検証
2.手厚い援助が求められる事例への対応の強化
3.全国の医療機関等での関わりと対応の強化
4.警察における情報の収集
●マスメディア関係者
1.子どもに配慮した報道
2.ゆりかごから明らかになった課題等に対する報道
●地域社会に対する要望