音が、回転計が、赤い領域へ針が近づくにつれ、
とてつもない風圧により、飛ばされないようにハンドルに死に物狂いでしがみつく。
それこそ命がけで。
そして、いつしか全身の血が沸騰したかのような感覚を覚える。
そう、興奮状態により、脳内にアドレナリンが分泌されている証拠だ。
レッドゾーンギリギリの世界。
バイク乗りの頭の中。
今日は私のモーターサイクル遍歴について書きたいと思います。
回転数10000回転オーバーなんて、一部の高性能スポーツカーを除き、クルマでは考えられない世界です。しかし、バイクは小排気量でいかにパフォーマンスを発揮できるかを前提に作られているので、意外にも10000回転を超えた領域で使用されるように設計されたエンジンが当たり前のように存在します。
そこらへんもバイクの魅力かもしれません。
1台目
私が初めて手に入れたバイクは「ホンダスーパーカブ50」
高校一年で原付き免許取得後、スクーターでも買おうかなと思っていた矢先、家の倉庫の片隅で眠っていたホコリだらけの祖父のカブを見つけました。
乗ってないならもらっちゃおう。
しかし、予想通りエンジンは素直に掛かってはくれませんでした。なので、バッテリー替えて、プラグ替えて、キャブレター掃除して、マフラー替えて、、、。
3、4日間ほど、地元の中学時代の同級生達と、父親と共にあーでもない、こーでもないとバイクとにらめっこし続けた結果、やっとの思いでエンジン始動。
あの時の感動は忘れられません。
当時は、スクーター欲しかったのですが、今思えば、新車でスクーター買うより面白かったなと思います。
ちょうどその頃、スーパーカブを改造してカブラ仕様にして乗るのが流行り始めた頃だった事もあり、パーツも豊富で部品には困りませんでした。
今で言う60年代カフェレーサー風仕様にして黒い革ジャン羽織って乗ってました。
上野の鶯谷でカブ用のキャブトンマフラーを意外に安値で手に入れる事ができたり、ラッキー状態でした。
ボディーカラーも緑色だったので、カブながら雰囲気有りました。当時はあまり自覚ありませんでしたが、英国風な、ヨーロピアン仕様カブの出来上がりです。
無謀にも50ccのカブで湾岸道路走って船橋らへんの橋の真上で煙あげてオーバーヒートして止まっちゃったり、高校が有った池袋の方へ乗っていったら、帰り道にことごとくパンクして、高校近くのバイク屋さんでパンク修理してもらったり。
いろいろ有りましたが良い思い出です。
武勇伝。
男の勲章。
以上、モーターサイクル遍歴その①スーパーカブ50編でした。
お読みいただきありがとうございます。
