こんにちは。

今日も恐山行きの続きを書きたいと思います。

「地獄ゾーン」を巡った後に、恐山に来たら見ておきたい物。「イタコの口寄せ」です。

イタコの口寄せとは、一種の降霊術で、下ろした霊の言葉を、イタコという女性の口から喋ってもらうという術です。

イタコはご高齢のお婆さんから、20代位のの若い女性まで、年齢の幅は広いです。

一般的にはご高齢のお婆さんです。

私が会ったイタコもご高齢のお婆さんでした。

お寺の一画に「イタコの口寄せ」の看板がありますので、そこからドアを開けて入ります。

すると、先客が2、3組並んでいますので、個室の前の廊下の椅子でちょっと待ちます。

一組15分間位、料金は確か3千円でした。

待つこと30分程、私の番になり、イタコの前に座りました。

「あなた、どこからきたの?」

「え、あ、東京から来ました」

「あらー、遠い所からよく来たねー。で、誰の声が聞きたいの?」

「去年、亡くなったおじいさんをお願いします」

「あなたのおじいさんね。名前、生年月日。」

「え!生年月日は、わからないんですが、、。」

「じゃあ、名前と、歳だけでいいよ。おじいさんは、父方かい?母方かい?」

「父方です」

「分かった、ナムナム※~☆◯♯、、、エイ!
いやーよく来たよく来た、よく来たね~。
去年、死んでしまったが、ホントはもうすこし生きたかったんだよー。みんなの事が心配だったからねー。
とにかくあれだ、兄弟、親戚、仲良くやるんだよ。ケンカなんかしてる場合じゃないからね。

それから、お前は、車に乗ったらスピード出しちゃダメだよ。スピード出したら危ないからね。酒飲んでもダメだしな。安全運転しなよー、、、。終わりです」

「あ、ありがとうございます。久しぶりにおじいさんに会えて嬉しかったです。」

「そうですか、それは良かったです、では、三千円です」

こんな感じで降霊術が実施されます。

私の前の組の人達は、遺族の霊と話が出来て泣いて喜んでいました。

術をやってもらう人達は遺族の霊の声が聞きたくて、皆、真剣なんですね。

そんなこんなで、恐山を後にしました。

これで、恐山行きのお話は終わりです。

①~⑤まで、お読みいただきありがとうございました。