よもぎ蒸しパックの中身

よもぎ蒸しパックの中身について、ご案内します。

ヨモギだけではなく、ブレンドされている和ハーブについてご紹介します。

引用『漢方210処方生薬解説』

艾葉（ガイヨウ）

キク科
ヨモギは春先に若芽を摘んで草餅にする“モチグサ”。お灸に使うため、モグサやキュウグサの別名。

名の由来は、よく燃える草の善燃草（よもぎ）からという説。

艾葉(よもぎ)は古くから下痢、吐血、婦人の不正性器出血や帯下、腹痛を治すため止血、強壮、補血の効果があると言われ、

子宮出血、腎出血、痔出血などの各種出血、貧血、腹痛などに応用される。

お風呂に入れ、外用薬として皮膚疾患にも用いられる

民間薬／根をヨモギ酒にして喘息に、葉を煎じて健胃、貧血に、ヨモギ風呂にして腰痛、腹痛、痔の痛み

適用／『血の道を調える』、婦人科疾患に最適。

シネオールなどの精油成分が含まれ、温熱効果があり、湯冷めもしにくい。

殺菌・消炎作用がある事から、湿疹・吹き出物・かさつきを抑えます。

甘草(カンゾウ)　
マメ科
内蒙古、山西省、新疆及びウラル地方、モンゴルに分布し、日本でもまれに栽培されることがある耐寒性の多年草

適用／風邪薬、解熱・鎮痛・消炎薬、静咳・去痰薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬

桂皮（ケイヒ）
クスノキ科
中国西南部に自生する

適用／血液循環の促進、発汗作用もある。他薬の効果も強められる。

薄荷（ハッカ）

シソ科
日本国特産で各地（北海道、広島、岡山他）の湿った原野に自生、又栽培される多年生草本

適用／薬用部位:全草(根を除く)
静咳・去痰薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬とみなされる処方及びその他の処方に極めて高頻度で配合される。

特有の芳香があり、健胃薬として用いられる。

その他、ローズなど数種類が配合されています。