
三ヶ月前、肝臓癌の再発、肺癌への転移を告げられて、「まだ小さいから見守る」と言われた。三ヶ月が過ぎてCTの映像を比較し「大きくなってないから入院・手術はしない」と告げられた。「経過観察」ということだろう。これから一ヶ月毎に血液検査、三ヶ月毎にCT検査ということになった。
すっかり三度目の入院・手術のつもりでいた私は、見付からない箸箱を買ったり、壊したラジオを買い換えた。しかし肝臓は皮膚を広く切るし、肺は初めてなので手術への恐怖は募った。今回のモラトミアムをどう受け止めていいのか色々と考えた。若いH先生は薬とか全く治療行為もしない。
帰り道考えごとをしていたのか、注意力散漫でスクーターで転倒した。幸い擦り傷、打ち身だけで骨折はなかった。頭部はヘルメットの真横で守られた。一昨年の暮れの墓参りのときの鉄板の上での転倒は顔をバイザーで守ってもらったが歯が一本折れた。
上記のような検査と診療のみで治療行為(投薬など)がないというのも如何なものか、時を空費しているだけではないのか、何もかもがぼんやりした三月である。四月の診断日にH先生と相談してみよう。そうでないと、ぼんやりした二ヶ月が又続く。
(Mar.24,2010)